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2025年3月、栃木県におふろcafé 12店舗目となる「真岡いがしら温泉 おふろcafé いちごの湯」がオープン! 施設の概要を一足お先にご紹介します

安原 潤

みなさんこんにちは。ブランドデザインラボの安原です。


 
2025年3月27日、栃木県真岡市に「真岡いがしら温泉 おふろcafé いちごの湯(旧真岡井頭温泉)」が誕生します! おふろcaféとしては全国で12店舗目、栃木県では初のおふろcaféの出店です。いよいよオープンが一カ月前に迫っており、開発メンバー、運営メンバー含め最後の大詰めで絶賛バタバタ中なのですが、そんな開発の裏側を少しご紹介できればと思います。

「真岡」、読めますか?

今回おふろcaféとなる施設がある地名、真岡(もおか)って読めた方いますか? 僕は、読めませんでした(ごめんなさい)。

そんな難読な真岡市ですが、実はたくさんの地域資源があってすごく魅力的な場所。まず何といっても「いちごの生産量」が日本一! 見渡すと至る所にイチゴ栽培のハウスがあります。真岡市のいちご生産は、作付面積が約130ヘクタールで、400軒以上の農家が栽培を行っており、年間の生産量は約6,800トンを超え、販売額は約86億8,000万円。(JAはが野調べ・2023年産) そして作られるいちごはめちゃくちゃ甘い! 初めて食べた時は本当に感動しました。


 
おふろcafé いちごの湯があるのは、緑が豊かな場所で、このエリア一体で「いがしらリゾート」と呼ばれいろいろな滞在が楽しめます。施設の隣には広大な敷地を持つ、井頭(いがしら)公園があります。公園内には一日中遊べるアクティビティが満載です。夏は1万人が入れる大きな屋外プール「一万人プール」もあります。


 

おふろcafé としてリニューアルすることになった経緯

井頭温泉を運営しているもおか鬼怒公園開発株式会社さんや真岡市とのお付き合いは2018年に遡ります。当初、温浴施設の業績アップのための調査や運営サポートという形で温浴施設と宿泊施設に関わらせていただいておりました。伴走していく中で、この場所を真岡市の地域資源の発信拠点にしたい、地域のみなさまにとってさらに魅力的な場所にしたいという真岡市の方々の想いもあり、おふろcaféとして生まれ変わることになりました。


 

なぜ、ネーミングが「いちごの湯」?

前述した通り、真岡は日本一のいちごの生産地。ネーミングの案は100案くらい出したのですが、いろいろ検証した結果、地域の皆様に以前より愛称として親しまれていた「いちごの湯」を継続して使用することになりました。真岡を象徴するいちごを掲げ、県外の方々にもこの施設、そして真岡の認知を広げていこうということで、市長にも確認をいただき、この名前に決定しました。


 

オープン前ですが工事写真と共に館内の情報を少しご紹介!

エントランススペース

今まで売店とソファが置いてあるひと休みスペースだったエントランス空間が、吹き抜けを生かした立体的で象徴的なスペースに生まれ変わります。地元の野菜やお土産品を取り揃えたファーマーズショップ兼ライブラリーで真岡の魅力をより感じることができるように。もちろん、施設名にもなっている真岡の「いちご」もお買い求めいただけます。



 

キッズスペース

今回、おふろcafé いちごの湯では2つのキッズエリアを計画中。エントランスに近いほうは、本棚と遊具が一体になったライブラリースペースのあるキッズスペースに。ゆっくり過ごしたいお子さま向けです。ブックストリートを進んだ奥にあるスペースは、リトプラ®︎の映像と連動したボールプールなど、思いっきり体を動かしながら遊べるキッズスペースに。雨の日も関係なく遊べて、思いっきり遊んだあとは温泉に入って家に帰って寝るだけ!



 

地元食材を使った2種のレストラン

この施設には、なんとレストランが2つあります! ひとつは温泉上がりにピッタリの、うどんやラーメンなどを取り揃えた麺と丼のお店。栃木ならではの宇都宮餃子や佐野ラーメンも準備しています。



 
もうひとつは地元農家さんから直接仕入れた地産地消食材をふんだんに使った農家レストラン。栃木の魅力が詰まったワンプレート料理をはじめ、料理長こだわりの料理をお楽しみいただけます。オススメは栃木の高級卵「茜」を使った卵料理。濃厚な卵の魅力を引き出したメニューはぜひとも味わっていただきたい一品です! 写真は試食会の様子です。


 

リラックススペース

暖炉のある、おふろcaféを象徴するスペースです。1人の時間を最大限に楽しむことができるヒトシェルフ、8,000冊のコミックや厳選された書籍、雑誌を揃えています。ソファ席から小上がり席まで、いろいろなバリエーションの空間で自分だけの湯上がり時間をお楽しみいただけること間違いなし。


 

もちろん温泉も!

真岡井頭温泉はナトリウムカルシウム塩化物泉。どれくらい温泉成分が含まれているかを示す値である溶存物質量が14,883mgもあるすごく濃い温泉です。湯上がりは体がポッカポカになります。岩に囲まれた開放感のある広い露天風呂はぜひ入っていただきたいです。


 
ご家族で、カップルで、おひとりで、一日過ごせるコンテンツをたくさん盛り込んだおふろcafé いちごの湯は完成まで残りあと1カ月! どうぞご期待ください。

安原 潤JUN YASUHARA

Department
(株)温泉道場/FCコンサルティング部/ブランドデザインラボ
Position
クリエイティブディレクター

2020年4月入社。
大学時代は長岡造形大学で建築設計を専攻。
古民家の改修や駅前の活性化に関わるうちに地域活性化に興味を持ち、温泉道場に入社。
現在は店舗販促物の作成の他、静止画、動画撮影、空間ディレクション、新規店舗開発などに横断的に関わる。

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