こんにちは、昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉、支配人の新井です。
装い新たにオープンした「銭湯喫茶 玉川テラス」にはもうお越しになりましたか？ 今日は、テラスで楽しんでいただきたい新メニュー、「玉川プリン」のご紹介です！
このプリンには、昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉の「昭和レトロ」へのこだわりと、「地域を沸かす」という温泉道場のミッション、そして、それぞれが自分の「好き」を大事に強みを活かしていこうという「長所伸展」の精神が、ぎゅぎゅっとつまっています！
「そうだ、プリンをつくろう」
閉業された川越の旭湯さんや、熊谷の朝日湯さんから引継いだ品々を活かしてテラスを全面改築することになり、次に考えたのは「テラスで、どんな風に過ごしてもらおうか？」ということでした。
せっかく細部にまでこだわってつくりあげたテラス、見て終わるだけじゃもったいない。ゆっくり過ごせて、思い出に残る写真も撮れて、これまで銭湯に馴染みのなかった若い人にもささるアイテム……そう考えている時に、お世話になっている金融機関さまからのご紹介で「地域活性化のために、お隣の日高市にある加藤牧場さんと商品開発しませんか」という話が。
ぜひ！ということで、一緒にオリジナルプリンの開発が始まりました。
プリンの原材料となる卵は、地元の角谷養鶏場さんのものを使うことに。
角谷さんの卵は、玉川食堂の食事メニューでも使っており、売店でも販売しているのですが、入荷時は従業員も狙うほどの人気商品です。
プリンも「昭和レトロ」にこだわって
プリンの開発をメインで担当することになったのは、いつも笑顔で玉川食堂を切り盛りしてくれている冨田さん、
そして、玉川温泉館内のデザイン全般を手がけてくれている塚本さん。
どんな種類のプリンにしようか、と随分考え、流行に乗った「青いプリン」のようなインパクトのあるものという案や、牛乳の風味をいかしたなめらかプリンという案も出ました。でも、せっかく玉川温泉で召し上がっていただくのだから、というこだわりで、昔懐かしい、少し固めのプリンに仕上げました！ 玉川食堂でも「食からも昭和レトロを感じてもらおう」と、デパートの洋食プレートや揚げパンをご提供していますが、そこにまた1品「懐かしいあの味」が加わりました。
そして、もうひとつのこだわりは、思わず写真に収めたくなる、かわいらしい容器デザイン！ このロゴマーク、「どこかで見かけたような気が…」という方、そうです、玉川温泉の入口で皆さまをお迎えしている、あのミゼットです！
ロゴも含めて、デザイン担当は若手メンバーの塚本さん。実は、館内のPOP一つひとつも、全て「昭和レトロ」にこだわった塚本さんの制作なんです。そのセンスは他のメンバーからも信頼されていて、例えば、テラス改築時は、塚本さんの「壁は水色です！」の一声で、茶色だった壁は全面塗り替えが行われ、新調するタイルも、多治見の買い付け現場から塚本さんにビデオ通話をつなぎ、「これ！」と言われたものを買ってきた、という裏話もあるほど。
もともと銭湯が大好きな塚本さんの感性が、温泉道場の「長所伸展」の方針のもとで伸びやかに発揮されているのが、支配人としてもうれしいです！ 今回も、細部までこだわってデザインしてくれ、プリンに欠かせないあのフィルムの蓋も再現されています。
玉川プリンと一緒に、お待ちしています！
うすいフィルムをはがすと、つやつやとした黄色とやさしい甘い香り、一口食べれば、濃厚でコクのあるたまごの風味が。「そうそう！これがプリン！」という懐かしい味、ぜひ一度ご賞味ください。
玉川テラスで、「昭和レトロ」の可愛さを写真に収めつつ食べるもよし、売店でお土産用を買って帰って、ご家族で楽しむのも、友人におすそ分けするのもよし。（もちろん、一人占めもよし！）
玉川テラスもメニューも、今後は若手メンバーを中心に色々な工夫をしていく予定です。先日、温泉道場は10周年を迎えましたが、次の10年をつくるのは若い人たちだと思うので、これまでの銭湯の歴史や文化を玉川温泉に託してくださった皆さまの想いも、大事に引き継いでいきたいと思います。（そう簡単にはゆずりませんけどね！笑）若いメンバーの感性で玉川温泉がどう進化していくのか、どうぞお楽しみに！
そして、単に昔の面影を残すだけではなく、昭和を知らない世代にも「昭和レトロ」の魅力を感じてもらえるように、新たな発信にも注力中です。
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「ほっと一息」したい時、ぜひ玉川温泉のSNSを覗いてみてください。そして、ゆったりした時間を過ごしたくなったら、ときがわの自然とこだわりの玉川プリンとあったかいお風呂が、皆さまのお越しをお待ちしています！
昭和レトロな温泉銭湯 玉川温泉
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