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温泉道場のブランドデザイン室がこの夏お届けする「こどもデザインファクトリー」。実施に向けた想いを前編で語らせていただきました。
ブランドデザイン室が、夏休み限定で「こどもデザインファクトリー」を開催！（前編）はこちら
後編では実際のワークショップの内容をお伝えします！
こどもデザインファクトリーでは、どんなことができるの？
「こどもデザインファクトリー」では大きく分けて２つのコンテンツをご用意しています。１つ目は、「デザイナーと一緒に楽しむものづくりWS」、２つ目は「30種類位以上の素材や工具を自由に使える工作室」です。
デザイナーと一緒に楽しむものづくりWS
まず、１つ目の「デザイナーと一緒に楽しむものづくりWS」について紹介します！ ブランドデザイン室に在籍するメンバーは１人１人、専攻も好きなことも得意なジャンルもバラバラ。そんな１人１人の個性を活かし、日替わりでワークショップを開催します。少しだけ内容をご紹介！
■鳥のおうちをデザインしよう 担当：安原
鳥の巣箱を組み立て、巣箱の装飾や土台、中身を作るために、好きな材料を選んで、自分の理想の巣箱を制作します。何種類もの材料の中から、色や素材、硬さ、重さなどを自分で見て触って選ぶ。どうやったらくっつくか、傾かないか、大きくできるか、かっこよくできるかいろんな観点から自分の理想の巣箱が作れるよう、考える手助けをしていきます。
材料が違えば、使い方が違えば、こだわりが違えば、同じ素材でも個性が出ます。そんな違いも認め合いながら、自分だけの鳥の巣箱を作り上げる。
どんな鳥に住んでもらいたいのかを考えながら制作することで、自分でない誰かのために作ることの喜びも学べるはずです。
■素材を組み合わせて自分だけのトートバッグをデザインしよう 担当：堀内
あらかじめ決められたテーマに沿って、トートバッグをデザインするWSです。「素材の組み合わせによる様々な表現」を楽しむ内容になっています。
30種類以上の素材の中から、使いたい素材を5つに厳選します。モールなどの線状の素材、フェルトなどの面積が広い素材、ビーズなどのプラスチックでできた素材。用途も手触りも違う5つの素材を組み合わせて、世界にひとつだけのMyトートバッグをデザインしましょう。
グラフィックデザインは限られた情報を元に紙面を構成し、効果的な表現を追求していく平面分野のデザインです。子どもたちにはその観点や考え方を通して「素材の組み合わせによる様々な表現」を楽しんでいただきたいです。
他にも「楽器を作ってセッションしよう」や「自分だけの写真立てを作ってプレゼントしよう」「気持ちをでざいんしよう」「オリジナルトートバッグを作ろう」など、子どもたちの好奇心と創造力を最大限に活かせるWSが楽しめます。
30種類以上の素材や工具を自由に使える工作室
続いて、２つ目の「30種類以上の素材や工具を自由に使える工作室」について紹介します！ 約30種類以上の、“材料”の中から、自分が好きな素材を選び、作りたいものを作れる。大人でもワクワクしてしまう、空間を用意しました。
いつも学校や家庭で見かける材料はもちろん、カラフルなレザーの布やフェルト、何種類もある紐など、ここでは好きな材料で、好きなものを作れます。正解がない作品を、たくさんの選択肢から自分の力で創造し、迷ったらデザイナーに頼って新しい発想を得ることができる。思い出を作りながら、子どもたちが自分の成長を感じられる場になっています。
地域のつながりを活かして
前述したように、今回のイベントでは、子どもたちの創造力をくすぐる様々な “材料” を揃えています。その中に、普段なかなか触れ合うことのない、木材も用意しています。
実はこの木材、地元ときがわの村田木工所さんからいただいた、“ときがわで育った”端材なんです。ときがわから出た端材が、子どもたちの創造力で宝物に生まれ変わる。端材を手にした子どもたちは、この木がどこで何に使われているのか、今まで知らなかった町の企業を知るきっかけにもなります。それは、将来の選択肢を広げたり、旅先の魅力を発見することにもつながります。
地域活性には、子どもたちの存在は必要不可欠です。地域で協力して、子どもたちを育てていく。その過程には子どもたちだけでなく、私たち大人にも学びがあり、この体験や関わりこそがきっと大切な「つながり」になると感じています。
温泉道場が掲げる企業理念「地域を沸かせ」・そのための手段の１つに、この地域のつながりの積み重ねがあると考えています。
ブランドデザイン室の想い
温泉道場のクレドに、「長所伸展」という言葉があります。本気でものづくりに向き合うデザイナーだからこそ、子どもたちにクリエイティブな視点を届け、工作を通して子どもも私たちも本気で楽しむ体験をお届けする。「こどもデザインファクトリー」は、ブランドデザイン室の「長所」をぎゅっと詰め込んだイベントです。
新しいヒトやコトに出会う機会が少ない時代だからこそ、旅先で多様な魅力を持つ温泉道場のデザイナーに出会い、工作を通じて今まで知らなかった町や作り手を知り、夏休みの宿題を楽しい思い出の中で完成させる。温泉道場ブランドデザイン室は、「こどもデザインファクトリー」を通して、子どもたちの「楽しい」と「新しい視点への一歩」を後押ししていきます。
こどもデザインファクトリーは、O Park OGOSEで開催します！
BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE（オーパークおごせ）は、都心から高速道路で約１時間の場所にある、大自然に囲まれたリゾート型施設です。サウナ付きスイートキャビンや、家族連れに特化したドームキャビンなど７種類の宿泊施設や、手ぶらで参加できるBBQ、里山の自然素材や旬の恵みをいかした季節のお食事が楽しめるレストラン、そして星空鑑賞やピザ作り、野菜収穫体験などのアクティビティも充実。おふろや家族で入れる水着風呂、サウナもあり、１泊２日でも遊び足りない施設です。
実施期間は、2021年7月22日（木）〜8月31日（火）。ワークショップの詳細は、O Park OGOSEのホームページやSNSをチェックしてみてください！
以上、ブランドデザイン室の星でした。O Park OGOSEでお待ちしております！
■BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE（オーパークおごせ）
埼玉県入間郡越生町上野3083-1
https://opark.jp/
