
温泉道場は埼玉県内を中心に温浴施設・宿泊施設の開発や運営を行っている会社です。現在グループで運営する店舗は、10拠点。既存の施設を、その施設があるエリアに合った業態やコンセプトでリノベーションし、再生させることを得意としています。また、自社での運営店舗以外にも「おふろcafé」という温浴ブランドで全国に店舗を展開しています。
温泉道場では、全国の温浴・宿泊施設運営者さまからご相談を受けて、課題を解決するためのサポート業務も行っています。
今回は、その中から、私たちの強みをいちばん発揮できる「基本計画策定」の業務についてご紹介します。
基本計画策定業務とは
その名の通り、開発のベースとなる、基本的な方針を作る業務です。
<条件>
・リノベーションでも新築でもOK
・開発候補地が決まっている
<実施することでわかること>
・売上ポテンシャル
・開発の方向性
・適切な施設の大きさや必要機能
・施設の平面図イメージ
・必要な投資額
基本計画策定業務の具体的な内容はこちらになります。
実施項目
1.マーケット環境の把握と売上予測
(1)事業方針の確立
(2)マーケティング調査・分析
①ロケーション調査
②競合施設調査
③アクセス環境調査
④商圏調査
(3)市場性と施設収容力の検討
①開発の方向性(マーケティング戦略)の構築
②商圏設定(温浴)
③シェア設定(温浴)
④売上予測
⑤客単価設定(温浴)
⑥客数予測シミュレーション(温浴)
⑦収容力、規模設定(温浴)
2.開発基本計画
(1)基本コンセプト
(2)営業基本方針決定
①部門構成、導入機能
②料金体系、営業時間
(3)施設基本プラン
①配置計画、施設イメージ
・ 施設配置、動線、駐車場計画の検討
・平面ゾーニング、イメージ写真コラージュ
(イメージパースは別途費用がかかります)
②概算投資額の算出
・ 施設規模設定、必要設備に基づき概算投資額を算出する。
(4)事業収支計画
①事業収支シミュレーション
実施内容
基本計画策定業務の内容は大きく分けて、「1.マーケット環境の把握と売上予測」と「2.開発基本計画」にわかれます。
1.マーケット環境把握
重要なのが「1.マーケット環境把握」。商圏人口や競合状況から、売上、利用客数をシミュレーションし、適切な施設規模を割り出します。ここを見誤ると、せっかく投資をして立派な施設を作ったのに収支が合わない、投資回収ができない、ということになります。
まずは調査だけしたい、という方に向けて、マーケット環境把握調査(成立可否診断調査)単体の業務も承っています。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
2. 基本計画
基本計画では、1の調査結果をもとに、実際に平面図を作成します。エントランスから食堂、休憩場所、そのほか、その施設に必要な機能を盛り込んだゾーニング案を作ります。また、図面だけではイメージが難しいこともあるため、実際の空間イメージをしやすいように、参考となるビジュアルを盛り込んでいます。
成果物
成果物には、下記を含みます。
■報告書
40〜50ページ程度の報告資料です。商圏調査や競合調査の結果から、それを受けての売上予想、また、成功する施設にするための業態やコンセプトの提案までが含まれています。料金体系や営業時間など、実際にオペレーションを考える時に必要な営業基本方針も提案します。
■平面レイアウト図
いつも温泉道場の施設を一緒に作っている設計士が作成します。これまでの開発のノウハウが詰まっています。
■概算見積もり
投資金額を知るための見積もりです。エリアごとの見積もりが出るため、段階的な開発の検討も可能です。
温泉道場が提供できること
私たちの本業は、温浴施設・宿泊施設の開発・運営です。実際に事業を行っているからこその成功例・失敗例を積みかさねた上でのアウトプットができることが温泉道場のプランニングの強みです。経験豊富な部長級以上のメンバーが実施します。
私たちの基本計画でどんな雰囲気の施設が提案されるのかは、実際に運営している施設を見ていただくのがいちばんだと考えます。一般のお客さまとして利用していただくのも良いですが、解説付きで、質疑応答しながら見学できる視察プランもご用意していますので、ご利用いただければと思います。
温泉道場の業務に興味を持たれた方は、お気軽にお問い合わせください。
https://ondoholdings.com/contact/