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設立からもうすぐ8年。立ち上げ当時は3名だった従業員数も、今ではグループ合わせると300名を超えるまでに成長を遂げています。当社もいよいよ第二創業期に突入し、“道場”という社名の通り、人材育成を本格化していきます。まさに収益基盤構築のフェーズから、人の強みを活かす組織づくりへ!
そこで「2025年までに5人の社長を輩出する」という経営ビジョンを掲げた背景から、どう実現していくのか。戦略人事室の一員として、採用を担当する佐々木が、代表の山﨑にインタビューしました。
※温泉道場の誕生秘話については、山﨑のブログをぜひご覧ください。
そもそも温泉「道場」という社名にかけた思いを教えてください
私がまだ28歳だった時から、日本の社会課題の1つとしてリーダーが不足していると感じていました。であれば、自ら経営者や起業家を育成すればいい。リーダーを輩出し、世の中に貢献する会社を作りたいと思ったのが起業をしたキッカケです。
地方をひとつの例にとってみても、若いリーダーが本当にいない。事業はあるけれど、跡継ぎがいない。儲からない。生活できない。その状況を打開するために何をすべきか…。そう考えると、健全にビジネスをして、仕事を生み出す人を創ればいい。温泉道場としてのあり方は、とてもシンプルなんです。
温泉道場として手がけているのは、温浴施設を通じて周辺事業を作ること。事業が大きくなればリーダーが必要となり、事業が法人化されれば社長が必要となる。われこそはというリーダー、社長をどんどん集結させる。
また私が日々取り組んでいることは人間としてレベルアップできる環境を作り、自分を磨く場としての会社作りです。そして2018年に経営ビジョンとして掲げたのが、「2025年までに5人の社長を輩出する」ことでした。
経営者を育成するために、具体的にイメージしているのはどんな事業ですか?
例えば、ワイナリー・酒造・農園・農園・林業・お寺の経営・島カフェ・サウナ・ゲストハウス…など、おふろを媒体として、一次産業、二次産業、三次産業を結びつけ、お客様にその地域ならではの価値を届ける。そのミッションにつながる事業の構築ならすべて当てはまります。下記は私やメンバーがやりたい事業をまとめた未来予想図です。
年に1回開催しているビジネスプランコンテスト「夢会議」でメンバーから上がったものもあれば、社長になりたいと手を挙げたメンバーで構成するプロジェクトの事業案など実にさまざま。
実際に、2018年の「夢会議」では、実家の遊休地を活用したゲストハウスを提案。事業化に向けて動き出しているメンバーもいます。手を挙げてやれる人がいれば、ビジョンをどんどん形にしていける環境が温泉道場にはたくさんあります。
今後は海外でおふろをプロデュースするなんていうのも面白いですね。実際に、海外で飲食店を経営していたり、コンサルティングをしていたメンバーも加入し、もはやフィールドは日本にとどまりません。
経営者、リーダーに求める資質は何ですか?
「共通のゴールに向けて、人・物・お金のすべてを導いていける力」があるかどうかだと思います。あとは、その力を試す環境とチャンスは存分に用意してあります。グランピングやサウナなどの新しい業態の立ち上げ・リゾート施設の立ち上げ・ リブランド・財務戦略のサポート(M&A) など挙げればキリがないほどです。
この事業をやってみたいという人であれば、誰でも挑戦できますか?
やってみたい!と手を上げれば、できる限り参加させてあげたいというのが私の考えです。もちろん、最低限の経験やスキルは必要ですし、今やるべきことを優先させる場合もあります。
当社で働くメリットは、とにかく社長の疑似体験ができること。会社のリソース、仕組みをとことん活用することもできる。
起業リスクを回避して、起業家としての経験を着実に積み上げていくことができるのは、大きな魅力じゃないでしょうか。
私はもちろん、人事サポートも整えています。メンバーにとってプラスになることはできる限りやってあげたいので、新しい制度を作っていくこともあると思います。
キャリアイメージとしては、早くても3年あれば充分夢を叶えていくことはできるでしょう。未来予想図にあげた事業以外でも、「ぜひうちの会社の経営を担ってくれないか」といった相談や依頼はたくさん寄せられています。
今後会社として独立支援サポートなどを作る予定はありますか?
もちろんありますよ! 夢会議で起案されるビジネスでは、1000万円を出資することもあり得ます。社外投資家もいるので、本当に良ければいくらでも出資できる、といっても過言ではありません。起業資金の貸付なども検討します。
私が伝えたいのは「自分で働いて、自分で稼ごう」「稼げる人間になろう」ということです。そのためにサポートは惜しみません。
経営者になるための近道。次回の夢会議は、5月20日・21日に開催予定です。我こそはという方の挑戦をどしどしお待ちしています。