目次
初めまして、新入社員でデザイナーの堀内です。
あっ、ちなみに左側が堀内です。右側で切なそうな顔をしているのはおふろcafé bivouac勤務の同期・津久井です。
わたしは新潟県長岡市にあるデザインを学ぶ大学を卒業しました。そこではグラフィックデザインを専攻しながら、3年間大学祭実行委員会に所属。4年間デザインを学びました。
その時「人と何かを作り上げるってこんなにも楽しいんだ!」という気持ちを見つけて。自分のデザインスキルを活かしながら、将来「場づくり」ができる場所はないかな…と探していたところ、デザイナーのスキルを生かしつつ、企画・空間作りを学べる温泉道場の環境に惹かれ、入社。
入社後、4月から10月までは、大宮にある「おふろcafé utatane」で勤務していました。
株式会社温泉道場に「デザイングループ」が発足!
その後、2017年10月に会社内でデザイングループ(以下デザインG)が発足。異動が決まりました。
この部署には、私を含めて2名所属しており、もう1人は先輩デザイナーの武藤さんがいらっしゃいます。仕事中、たびたび突発的に独り言のように叫び始める武藤さん。
無視するわけにもいかず「どうしたんですか」と聞くと、最近は奥さんがご出産のためにご実家へ帰省されてしまったとのこと。ときがわ町に1人取り残され、毎日寂しい思いをされているそうです。冬になり家の水道管も凍って水が出ないと、嘆いていらっしゃいます。大変ですね。
話がそれました。
学生時代とは違う「壁」との出会い
学生時代に学んだデザインを活かしたくて入社しましたが、すぐに大きな壁を感じることに。それは「商業」という分野を理解することでした。
これまで学んできた「グラフィックデザイン」「デザイン」なんてほんの一つの世界でしかなかったんだ!と考えさせられ、同時に「集客できる」ことを前提に企画を練ることの難しさに悶える日々。
「デザインとは何だ?」を自問自答する毎日のはじまりです。
半年以上たった現在。「商業のいろは」がほんのわずかに分かりはじめ、だんだんと楽しくなってきました。武藤さんにチラシの紙面構成や、これまで培ってきた経験を存分に共有いただきながら、日々「商業デザイン」に立ち向かっています。
これからも、自分のアイデンティティを活かしつつ「ちょっとイカした風呂屋の商業デザイン」の世界観をどう作り上げていくかをトライ&エラーを繰り返していくのでしょう。
デザインGの大仕事! 湯守座OPENのヘルプをするため四日市へ
デザインGが発足して1か月が経とうとしている頃。わたしにとっては初めての長期県外出張のお仕事がやってきました。それは、四日市にあたらしくリニューアルオープンしたおふろcaféブランド「おふろcafé 湯守座」のオープンのお手伝いでした。
何をするのかもよく理解せぬまま「楽しみだなぁ。おいしいもの食べたいなぁ」なんて考えながら三重県四日市へ到着したのですが…。
そんなのんきなことを考えていたのもつかぬ間。なんとグランドオープンまであと数日という中で、当日必要・足りていないPOP類の制作や観劇するための座席表や料金表、スタッフさんの名札などを制作することに。
とある日には撮影のお手伝いをしたり、広い館内と事務所を行き来しながら、隙間時間を見つけてはPCに向き合い制作物を作り続けました。
現場を走り回りながらの作業は、普段本社の事務所で作業するよりも頭と体を使い、夜にはぐったりとしてました。
出張前の自分、なんてのんきだったのだろう…。
2017年11月1日「湯守座」プレオープンの日
そして、ついにプレオープンの日を迎えました。館内は大盛況! 多くのお客様にご来館いただき、生まれ変わった湯守座を存分に楽しんでいただけたようです。
来館されたお客様たちは、新しく開発された「湯守座限定館内着」を素敵に着こなし、ゆったりと思いおもいに過ごされているご様子。この「湯守座限定館内着」、実際に私も着てみたのですが、着心地も生地の触り心地も良く、とてもリラックスできる・・・。
しかもデザインがとても可愛い。市松文様がカジュアルにデザインされたこの館内着。白を基調に、女性は「ピンク」、男性は「水色」のパターンで展開されています。デザインが可愛すぎて自分は着れないと感じる方も多いかと思いますが、実際に湯守座館内でご年配の方が着ていても、とても自然で館内に馴染んでしまうのです。ちなみに、湯守座勤務の永井さん曰く、「10歳は歳が若返って見える」とのこと。これは着るしかないですね。
さて、この館内着ですが、実は京都に本社を構える「スーベニール株式会社」様とのコラボレーションによって生まれたのです。
雑貨事業を手掛けるスーベニール株式会社は「カランコロン京都」や「ぽっちり」などの素敵な雑貨ブランドを手がけている会社です。
じつは、湯守座館内着の制作過程をインタビューするべく、先日スーベニール株式会社を訪ねて京都へ行ってきました。
こちらのインタビュー記事は後日アップいたしますのでお楽しみに。こんな感じで、社外の素晴らしい会社とコラボしたりする機会があるのも、温泉道場のいいところ。
これからも温泉道場デザインG、頑張っていきます!
これからもデザイングループでは日々試行錯誤しながら「ちょっとイカした風呂屋の商業デザイン」を作りあげて行きます。
あたたかく見守ってください!