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おふろ屋さんから観光部の新米添乗員へ。「共通点は、人を笑顔にする仕事」ー坂本奈々恵

温泉道場

はじめまして。坂本奈々恵(さかもと ななえ)と申します。

わたしは現在、三重県四日市市、「天然温泉ユラックス(四日市温泉 おふろcafé 湯守座)」の中にある「丸福観光」に所属しています。温泉道場グループ唯一の観光部です。
 

おふろ関係の仕事から観光部への劇的な転向

写真㈪

わたしは大学時代、だらしない自分をたたき直すためにインターンシップという名の「修行」に出ていました。その最中、たまたまおふろ業界に出会い、天然温泉ユラックスに出会い、ひとめぼれして新卒で入社しました。
 
写真㈫

特別おふろに思い入れがあったわけではありませんが、老若男女が笑顔になる仕事って、素敵だなーと感じたんです。入社して4年間は宴会窓口や、イベントなどの仕事をしていました。忙しいけれど充実した「おふろライフ」。とてもやりがいを感じていました。
 
写真㈬

ところが・・・5年目になるとき、なぜか突然、丸福観光の観光部に異動が決定したんです。「うっそ~ん! おふろじゃなくなるの!?」と、戸惑いを隠せませんでした。
 

はじめて出会った「添乗」という仕事

突然の異動。そして、言い渡された「添乗員」という仕事。なんとなくイメージはつきますが、改めて調べてみると・・・

添乗員(てんじょういん)とは、旅行会社のパッケージツアーや団体旅行に同行し、計画に従ってツアーが安全かつ円滑に施行されるように交通機関や各種施設との調整や対応を行って行程を管理するとともに、ツアー客に対する説明や窓口役となる業務を行う者 引用-Wikipedia

簡単にまとめると、「旅行を計画し、バスや電車でお客様をお連れする」お仕事らしい。この説明を見た瞬間にわたしの頭の中に浮かんだのは「苦手分野の塊かもしれない」という不安と、とまどい。
なんせわたしは

  • 地理:苦手
  • 日本史:苦手
  • 世界史:笑ってごまかしてきた
  • 方向感覚:ナビでも迷う
  • 人前で話す:大苦手
  • 旅行経験値:そもそもインドア派

と、どう考えても添乗員タイプではありません。

「みんなが笑顔になる時間を作る」という目的は、おふろも添乗員も同じ

そんな不安を抱えてはじまった、わたしの添乗員ライフ。

写真㈭

バスに乗りこみ・・・
 
taxi

マイクを握りしめ・・・
 
写真㈯

お客様と旅行地でおみやげの試食をしたり。

写真を見て「なんだ、楽しそうにやってるな」と思うかもしれません。ですが、こんな風に笑えるようになるには、半年かかりました。
 
写真㉀

それも日々、丸福観光の鬼教官(うそです。すみません)松岡さんにしごかれながら、添乗員として大切なことを教えていただいたおかげ。

「仕事内容は違うけれど。みんなが笑顔になる時間を作る、という目的は、おふろも添乗員も同じ」
 
写真㉂

そんな思いが、この仕事を大好きなものに変えてくれました!
 
写真㉃

もれなく、大好きなおしいものを食べられるし♪ アヒヒヒヒ。
 

「寒天列車」に乗って寒天入りの懐石料理を堪能!

写真㈹

さらにちょこっとだけ、お仕事の雰囲気が伝わるよう、わたしが最近添乗員を務めた旅行を紹介してみたいと思います。

  • 旅行名:恵那 明智鉄道「寒天列車」の旅
  • コース:各地お迎え→桑名市大山田パーキングエリア出発(9:20)→中央道―恵那IC→中山道広重美術館(11:00~)→恵那駅(12:22発)~寒天列車~明智駅(13:15着)→岩村醸造 酒蔵見学(13:45~)→松浦軒カステラお買い物(14:00~)→中央道―大山田パーキングエリア(16:40)→各地お送り

 

各地お迎え

1番はじめの「各地お迎え」というのが、じつはポイントなんです。なんと丸福観光の最大の特徴は、お客様の「近くまでお迎えに行く」こと。一般的な募集旅行は、出発場所が大きな駅だったりしますが、そこまで足を運ぶことが大きな壁と感じる人もいます。シニアのお客様が多い丸福観光では、そのお困りごとを解決すべく、市内はもちろん1時間圏内であれば、お1人さまからでも迎えにいきます。

このあたり、ストイックですよね。お客様のお迎えを終えたら早速出発です。
 

中山道広重美術館に立ち寄り

写真㈺

早めに到着し、近くの中山道広重美術館に立ち寄り。歌川広重の作品を見るだけでなく、浮世絵作りの体験をしました。ここでのわたしの役割は、次の予定を見ながら、速やかにみなさまを導くこと。・・・しかし結局、あまりの素敵さに熱中してしまい、列車出発時間が迫ってきてあわてての移動になってしまいました!
 

寒天列車に乗りこみます

写真㈱
写真㈾

列車の中でゆられながら、ガイドさんのお話を聞いて景色も楽しみながら、特産の細寒天の懐石料理をいただきます。
 
写真㈴

すべての料理に寒天が入っていて、さっぱりしてとても美味しいんです。わたしもちゃっかり一緒にいただきます。お客様とおしゃべりをしながら、美味しいごはんを食べることができる。至福・・・。ただし、やはり消化が良いのか、その後15時にはお腹が少しすきはじめ・・・車内販売では寒天の爆買いが発生。これも旅の醍醐味ですよね。
 

お腹がいっぱいになったあとは「岩村醸造」で酒蔵見学

写真㈲

午後からは岩村城の城下町をふらっと散策して「岩村醸造」で酒蔵見学。そのあとは老舗「松浦軒」でカステラを試食しながら、やっぱり爆買い。たくさん荷物が増えて帰ってきました♪

こんな感じで、丸福観光では日々いろいろなコースのツアーをおこなっています。ほかのツアーも、ぜひまたご紹介させてください。
今回の記事では出し切れなかった丸福観光のストイック感も、次回のお楽しみです。
 

これからも、人の笑顔を支える添乗員を目指します!

写真㈻

不安いっぱいではじまった、添乗員という仕事。まだまだ戸惑うこともたくさんありますが、これからもみなさまの笑顔を支えるべく、素敵な添乗員になれるよう、日々頑張ります。
みなさまどうぞ、応援よろしくお願いします!
 

丸福観光

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http://www.youluxe.jp/marufuku

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