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【お知らせ】地域おこし協力隊・ときがわツーリズムクリエイターの大澤健です!

温泉道場

みなさん初めまして

ときがわ町地域おこし協力隊の大澤健(おおさわたける)です!

写真1

平成29年2月からときがわツーリズムクリエイターとして活動をはじめました。また独立起業型の地域おこし協力隊ということで後々にときがわ町内で事業を起こすことを目標にしています!

写真2(ときがわの風景①)

写真3(ときがわの風景②)

ときがわ町には温泉をはじめとするたくさんの魅力的なバショ、モノ、コトがあります。

本来は町について詳しく紹介したいところですが、それらは次回にまわし、今回は僕がときがわ町の地域おこし協力隊になった理由について紹介したいと思います。

最後の最後まで地域おこし協力隊の話と関係がなさそうに見える件はご容赦くださいませ!

■デザイン事務所勤務
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僕は約1年前まで都内のインテリアデザイン事務所に勤務し、ホテルやレストランの設計業務に携わっていました。
僕が関わった物件は海外のものが多く、国としては、ロシア、サウジアラビア、カザフスタン、ドバイ、中国などです。
特にカザフスタンは実際に現地に行き現場管理をしたこともあり思い入れが強くあります。

写真4(カザフスタンの郷土料理)

英語がうまく話せないながら、ジェスチャーやメモの指差し、表情などで自分の意思を伝えたことは不思議な体験でした。最後にはカザフスタン人とはカザック語⇄日本語。ウズベキスタン人とはウズベク語⇄日本語で意思疎通ができるようになりました。

写真5(現場の作業員と撮影した写真。念のため写真左が当時の僕です)

当時は担当者、作業員と争いながら作業をしていましたが、担当者のジャンボラットとは今でも連絡を取る仲間です。また公の場では詳しく説明できませんがイスラム教徒から見たイラク戦争や9.11のについての考え方を聞き、自分の視野の狭さに落胆しました。

そんなこんなで、デザイン事務所勤務の時は昼夜を問わず仕事をしたり、虫ケラ同様の扱いを受けたり、辛いことも多々ありましたが、日夜世界一のデザインを追い求めて仕事をする会社で働けたことは今でもいい経験だったと思っています。

ただ働いてしばらく経ったあるときに、海外物件の設計者なのに英語ができない自分に限界を感じ、また世の中に対する視野を広げたいと思い、社員として3年、学生時代のアルバイトから考えると7年通った、好きだったデザイン事務所を辞めて、留学し語学を学ぶことを決意しました。

■イギリス留学
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写真6(テムズ川を挟んだ景色)

ヨーロッパのアートやデザイン建築に憧れていたので、語学を学びながらそれらを見学できるようイギリスを留学先に選びました。EUを離脱する前後のロンドンに住み、様々な国籍の人と出会い、移民や貧困の問題、宗教観についてなど、語学とともにたくさんの文化や考え方を学びました。

写真7(旅先で見たベルリンの風景。多国籍な人が集まり、自分たちの手でものを作り空間を作っていました。)

その中でもブラジル人の友人から聞いた国の内情に衝撃を受けたので紹介します。

日本でも近年貧富の差の問題が取り上げられることがより多くなってきていますが、ブラジルではさらに大きな社会問題となっているそうです。

例えば仕事の問題。

日本では仕事がないと言っても、アルバイトなどで職種を選ばなければ働くことが可能で、その給料で家賃を払い、食べ物を買い、趣味でものを買い、きちんとやりくりをすれば貯金もできます。
ところがブラジルでは状況が違います。アルバイトとして働いても、家を借りることはできず、きちんとした食事を買うことができず、結果犯罪率が高まるそうです。現に僕の17歳の友人も人生の中で3度拳銃強盗に襲われ、有り金全部盗まれる経験をしました。

その話を聞いて改めて日本はどこの国よりも幸せだと感じました。ただ同時に疑問を感じました。そんな話をしていたブラジル人やその友人たちは自分よりも楽しげで幸せそうに見えました。

■帰国
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お金はあるけどどこか不幸せに見える、そんな日本の社会に疑問を持ちながらも帰国し、インテリアデザイナーとして日本の会社に再び勤め始めました。約一年ぶりに関わるインテリアデザインの仕事は楽しいものでした。ただ生き方に対する疑問が残っていました。また自分の手で事業を起こしチャレンジしたいと思っていました。

なんとなくモヤモヤしていたそんな時にFacebookで大学で1つ下の後輩の楽しそうな姿を見つけました。

調べてみると地方各地にゲストハウスを作りながら日本全国を旅してるとのこと。
友達やその繋がりから仕事を依頼され、出せる予算に合わせてゲストハウスを一緒に作っていく。
そんなゆるやかな仕事の仕方を見て、お金ではない別の価値観で行動しているように見えてとても幸せそうでした。ブラジル人の域に達してました。

それを見て自分が感じている疑問は社会の問題ではなく、自分らしい生き方に気づけなかった、自分の問題だったことに気づきました。1つ下の後輩から学び、こんな風に生きたいと思いました。

そんな時なんとなく見ていた日本仕事百貨のHPで、自分の出身県である埼玉県のときがわ町での募集を見つけました。

実際に町に行ったところ、カヌーをする人がいたり、パラグライダーする人がいたり、キャンプする人がいたり、野菜を作る人がいたり、家具を作る人がいたり、好きなことに没頭する人が集まってる町だと感じました。この町の中で活動したら、自分のやりたいことをもっと楽しくできるんじゃないかと思いました。

そして応募して今に至ります。

■事業計画
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もっと楽しく生きたい。だれもが自分の好きなことができるような場所を作りたい。仲間と一緒に笑っていたい。みんなの秘密基地のような場所を作りたい。

今はそんなことを考えながら、ファブラボ、DIYショップ、ゲストハウス、カフェ、コワーキングスペースなど、たくさんのアイデアを妄想し、ときがわ町に合って、自分に合って、人が幸せな気持ちになる、継続可能な事業を思案しているところです。また今までの経験を生かしクリエイターとしても活動していきたいと考えています。

そんないろんなことを妄想していますが、まずはツーリズムクリエイターとして、ときがわの町や人と、ときがわファンやこれからファンになる人をつないでいきたいと思っています。

みなさん、これからときがわ町、ひいては大澤健をよろしくお願いします!!

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