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サウナーが唱える「フィンランド式サウナ最高説」は果たして本当なのか確かめに行ってきた

古性 のち

こんにちは。温泉ソムリエの古性のちです。

突然ですがみなさんは、サウナ好きですか? わたしは苦手です。

苦手な理由はいくつかあるのですが、耐えられないのはあの信じられないくらいの苦しさ。狭い空間と薄い空気の中、みんなで耐えているあの光景。正直「苦行かな?」と思ってます。何度チャレンジしても、本当にダメなんですよね。

・・・しかし、そんなサウナ嫌いなわたしをよそに「サウナ、まじ最高ー!」を唱え続ける男が身近にいるんです。それが、温泉道場の運営するおふろcafé utataneの副支配人、新谷。

 

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新谷 竹朗(しんたに たけろう):石川県出身。フィンランドを旅した際に偶然立ち寄った公共サウナに一目惚れし、温浴業界を志す。おふろcafé utataneの副支配人として奮闘中。大のサウナ好き。 – プロフィールから引用

フィンランド式サウナに惚れ込み、わざわざフィンランドへ出向き、サウナを購入して帰ってくるほどの熱の入れっぷり。前回のインタビューでも「フィンランド式サウナ、1度入ったら絶対はまりますから!!」と熱弁をふるっていた、彼。

「1度○○したら、絶対にはまる」
28年間の人生で、この甘い言葉に一体何度惑わされてきたことでしょうか・・・。もう、わたしは騙されない。

 

フィンランド式サウナに行ってきた

ということで「フィンランド式サウナ最高説」を蹴ちらすべく、新谷さん主催「フィンランド式サウナとBBQ」のイベントにやってきました。この日の舞台は、埼玉県にある「ときがわ町農村文化交流センター」。綺麗な川が流れるおだやかな場所です。

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こちらがウワサのフィンランドまで出向き、購入してきた簡易式フィンランド式サウナ。20万円くらいで購入できるそうです。こんな風に野外にも簡単に設置できて、この値段は安いかもしれません。

 

日本式サウナとフィンランド式サウナの違い

日本のサウナとは、なんだか根本的に違うところがたくさんあるようです。

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  • その1. 温度と湿度の違い: 日本で一般的にサウナと呼ばれているものは「乾式サウナ」。これは、室温がだいたい80~100℃、湿度が10~15%と、温度が高くて湿度が低い。対してフィンランド式サウナは、「蒸気式サウナ」。室温が70~80℃程度、湿度が20~30%ほどで、温度が低めで湿度が高い。
  • その2. サウナの楽しみ方:  乾式サウナでは、熱々のサウナ室でじっくり汗が出るまで我慢したのち、水風呂にザブンと浸かる。対してフィンランド式サウナ(蒸気式サウナ)は、少しぬるめのサウナ室でリラックスしたのち、湖に飛び込んだり、そのまま共有のラウンジでビールやカフェを楽しむ。クールダウンを挟みながら、2〜3回サウナ室に出入りする。
  • その3. 目的の違い: フィンランド式サウナは、基本的に「リラックス」するためにサウナを利用する。ダイエットや健康のためでなく「気持ち良いから入る」スタンス。日本人が温泉に入る感覚と、近い。

話だけ聞いていると、日本式とは随分違うようですが・・・入ってみなければ、わからない!

 

まずはビールと美味しい料理で乾杯!

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サウナに入るまえに、まずは本日のメンバーで乾杯。この日のために駆けつけてくれたのは全部で11名。無論サウナ好きたちが集まっています。

 

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フィンランドでは、サウナと一緒にこんな風にBBQなどのイベントとセットで開催することも多いようです。今回はそんな文化を真似して「大いに食べて飲んでサウナに入って癒されよう!」が趣旨。食べ物も豪華絢爛!

 

IMG_5733見たことのないビスケットやソースが並びます。ここだけ切り取ると本当に海外っぽい。 (ちなみにこの謎味のビスケットはめちゃくちゃ不評でした。)

 

さっそくフィンランド式サウナへ!

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お腹もいっぱいになったところで、恐る恐る、本日のメインイベントのサウナへ。入り口を開けるとふわっと熱い空気が流れ出てきます。中では真っ赤に燃えている薪・・・本当にこれ、苦しくないんだろうか・・・。

 
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おかしい。全然苦しくない。

悔しいことに、息苦しくもなければ、我慢大会な感じでもなく。悔しいのですが、めっちゃ気持ちいい。普段感じるジリジリと肌が焼かれていくような感覚(そして息苦しさ)はほぼなく、楽に息をすることができます。確かに高温なのですが、温度が徐々に、ゆっくりと下がっていくのを肌で感じられる・・・!

参加者からも「めっちゃ気持ち良い〜」と喜びの声があがります。

 

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その後は近くの川にそのままダイブ!!! その気持ち良さと言ったら・・・。川の冷たさが火照った肌をジーンと刺激してくれます。
 

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肝心の新谷はというと、あまりのはしゃぎっぷりにお金とiPhoneをポケットに入れたまま川にダイブし、見事水没。このあと必死に乾かしていましたが、彼のiPhoneが再び帰ってくることはありませんでした。
 

フィンランドといえば・・・ザリガニとサーモン!

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サウナ第一陣を終え、少しお腹が減ってきたところで、フィンランドといえば! なメイン料理サーモンとザリガニが登場。めっちゃくちゃでかい。

 

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ザリガニは、このパーティセット付だったのですが・・・こんな人たちがザリガニパーティやっている現場、どんなにザリガニが食べたくとも正直入るのに相当勇気いる。
 

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「フィンランドではザリガニを食べるとき、決まった音楽をかけるんですよ〜」と、またもや豆知識が飛び出し、ジュージューと焼かれるザリガニの後ろから陽気に流れ出す謎の音楽。

 
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フィンランド人にとって、ザリガニはご馳走。こんな風にみんなで集まって、食べるのも日常なんだとか。

 
IMG_5786人生初のザリガニでしたが、もしかしたらエビより美味しかったかもしれない。気になる方はぜひ、パーティセットとともにチャレンジしてみてください。
 

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しみじみと喜びを噛みしめる新谷。サウナをバックに、ザリガニミュージックでザリガニを食らえば、もはやここはフィンランド。

 

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その間にも、ザリガニには目もくれず、サウナと川を行ったり来たりしているメンバーも。
 

気分は最高潮に! フィンランドとは関係ない「流しそーめん」が何故か出現

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盛り上がってきたところで、なぜか流しそーめんがはじまりました。こちらは参加メンバーの自作。ものすごいスピードで竹を切り、こんな立派な流しそーめんセットが出来上がりました。
 

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正直、フィンランドと何も関係ない。だが美味い。

 

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ザリガニミュージックの中で食べる流しそーめん。よくわかりませんが、盛り上がりました。

 

結論:フィンランド式サウナは、サウナ嫌いが入ってもめっちゃ気持ち良い

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この後夜まで飲み明かしたわけですが、とりあえず分かったことは、フィンランド式サウナはサウナ嫌いが入っても気持ち良い! ということ。わたしと同じく「サウナって苦手なんだよね・・・」という方、ぜひフィンランド式サウナにチャレンジしてみてください。

新谷さん。悔しいけれどフィンランド式サウナ・・・イイネ!!!!

それでは、また!

古性 のちNOCHI KOSYO

Department
Position
ライター

「旅、ときどき仕事」運営 / フリーライターの旅人✈︎ / 1989年生まれ。美容師→デザイナー→ライターと転職しました。17カ国まわって日本に帰国。今年念願の温泉ソムリエになりました。好きなお風呂は直島のあいらぶ湯。基本ふわふわと日本・世界を漂う生活を送っています。

Twitter - https://twitter.com/nocci_84
Blog - http://noccheese.hatenablog.com/

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