こんちには、メディア事業部の野村です。秋の空は日々移ろいやすく、雨が降ったり、寒くなったりを繰り返して、冬に向かっている日々を感じます。(本社のある埼玉県比企郡ときがわ町でこのブログを書いています)
雨の降るジメジメした日は胃腸などを壊しやすいそうです。身体も季節の変化に追いつけないこと、ありますよね。味覚の秋でもあるこの時期、日々健やかに過ごしていきたいですね。
さて、私にとって今年の秋は採用の秋。温泉道場の正社員採用はもちろんのこと、中間支援として本社があるときがわ町役場から受託した「地域おこし協力隊」の採用活動も今月と来月が山場となっております。
採用活動をしていて、感じることが2つあります。一つは「国内に数百万とある会社の中で、温泉道場をどうやって見つけて、そしてたどり着いて、応募してくださったのか」という認知プロセスに関する疑問。もう一つは「その数ある会社の中から私たちの会社を選んでいただけてありがたい!」という感謝の気持ちです。
一つ目の疑問は温泉道場は独特な事業展開を実施しているので、ユニークなローカルベンチャー企業を探している方にとっては、見つけやすい工夫がされている、という活動の証のなのかな?と感じています。創業から5年間の積み重ねがあってこそ、いま現在の採用活動があるなあ、と「会社の歴史に対する敬意」をしみじみ感じます。
二つ目はお会いした方のお話を聞いていると、(なんとなく応募してみました、という方もゼロではないんですが)ほんとに選んで応募してくださっている方が想像以上に多い、選んでいただいて、ありがとうございます!と面接しながら心のなかでつぶやいています。
採用担当としては、こういった熱意や思いに触れるたびに、(採用に至らない場合もあるのですが、書類選考を通過した方は特に)「今後もどこかでつながるんだろうな」ということを強く感じます。結果的に採用に至らず、一緒にはたらくことができなかった応募者の方々、そして逆に内定を辞退されてしまった方についても、なんだか特別な感情が私にはあります。
「またどこかで出会うことになるんじゃないかな。その時までお元気で」
という思いです。
そんなことを考えながら、日々採用活動に取り組んでいます。
*17新卒秋採用も、中途採用も継続しています。私が書いたブログを読んでいただいた方が一人でも多く応募してみたい!とおもってくださったら、本当にうれしいです。
今回は中途の方に向けたインタビュー記事です。
中途募集は新卒募集と状況が違っていて、出会う方が秘めている職能の可能性、一緒に成長していく余地があるのか?という視点と合わせて、
「今何ができるのか」「これからどんなことに対応してくれるのか」
といった会社の事業方向性や社風への相性、といったものがとても重要です。
実務能力ももちろん大切なのですが、年商10億円弱~30億円を目指すような温泉道場のような規模の会社で一緒に働くとなると、職場の従業員とだけでなく、経営者や経営陣との相性がストレートに本人の働きやすさ、結果的に働きぶりに影響してくるものです。
そこで!
中途採用されてスピード出世したメンバーのインタビューを通じて、これから応募してくださる方に「この環境なら活躍できる」「面白そうだから応募してみたい」と感じてもらえるようなブログを書いてみようと考えました。今回はそんなブログです。
インタビューにご協力いただいたのは、9月におふろcafé utataneの支配人になった新谷竹朗(しんたに たけろう)さん。(以下新谷)
年齢は20代後半、世間的には若手から中堅といったところでしょうか。新谷の職歴を簡単にまとめると、新卒で東証一部上場企業に入社。会社では事務仕事、デスクワークの毎日に違和感を覚えて退社後、松戸のまちづくり会社で働くなかで、収益を上げていくことの大切さを実感し、フィンランドの旅で出会ったサウナに惹かれて温浴業界を志しました。その経緯は新谷のブログをご覧ください。
縁あって、温泉道場に辿りつき、2015年春に入社しました。まだ入社2年目にも関わらず、店舗の運営責任を担う支配人にスピード出世。一般的な温浴施設の支配人は40代~50代が務める役職で、20代後半の新谷は業界内ではスピード出世、大抜擢ということになります。
そんな新谷の働き方、パーソナリティについて、インタビューしてみました。
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野村:それではいくつか求職者の目線で質問していきますね。よろしくお願いいたします。
新谷:よろしくお願いいたします。
野村:新谷さんはどんな気持ちで温泉道場で働いているんですか?
新谷:基本的に、いろいろと失敗ばかりしています。わからないことばかりですし、自分に自信がないので、できないことが当然、とおもって日々働いています。
野村:失礼ながら、いつもおどおどしているように見えます。(笑)
新谷:(笑)温泉道場での働き方ってあたらしいこと、やったことのないことが多くて、その分失敗も多いんですよ。でも失敗したらラッキーってぼくは思うんです。
野村:珍しいですね。(笑)
新谷:白寿の湯(現おふろcafé 白寿の湯)で研修をしていたのですが、そのときも女性にとっては「地雷」になるような言葉をつかってしまったり、いろいろとコミュニケーションで失敗していました。でも、楽しかったんです。その失敗に気付けることがラッキーだなって。
野村:前向きですね。(笑)新谷さんと話していると、ポジティブな感じが不思議なんです。自信はたしかになさそうなんですが、落ち込んだようすもあまり見せずに、失敗を乗り越えていく感じがあります。自信はないけど、卑屈に見えないというか。わたしはよく凹むんで(笑)卑屈になるな、とアドバイスをいただくことがあるのですが、新谷さんからはそんなところが全く無いですね。
新谷:たしかに、卑屈にはならないですね。できなくて当然、と思っているところがあって、できない自分に甘いんですよね。(笑)
野村:名言!できない自分に甘い。(笑)
新谷;はい、なので、できない自分がある意味当たり前で、そこから学んでいくスタンスがきっと温泉道場にあっているんだと思います。
野村:温泉道場に入社した理由というか心構えのようなもの、ありますか?
新谷:そうですね、、、なんというか同じに船に乗っているという感覚はあるんです。温泉道場という船に。この船に乗っていればいいことがありそう!っていうワクワク感は感じます。起業もしてみたいし、店舗も持ってみたいです。でもまだ自分1人ではできない、だからこの船に乗ってもっと強くなりたい。そんなことを考えています。
野村:少年ジャンプの世界観ですね!(笑)
新谷:いや、本当にそうなんですよ。だから、この船をいつか降りる時が来るかもしれません。そんな気持ちはありますが、ワクワクしている気持ちを忘れずに、これからも船を前にすすめるように、支配人として役に立ちたいです。
野村:新谷さん、ありがとうございました。
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インタビューをまとめていて改めて気付いたのは、新谷さんはよく転職者が口にする「職場の人に惹かれている」という「人物重視」というよりも「温泉道場を船に見立てて、その環境の中で自分が活躍できている、生かされていることにやりがいを感じている」ということに気付かされました。一見温泉道場は個性の強いメンバーが多いので、てっきり「この人が面白そうだから」「この人を目指しています」とインタビューしたらお話してくれるのかな?と思っていましたが、全く違いました。オモシロイし、ちょっと変わっているな、と改めて思いました。(笑)
温泉道場、まだまだ支配人を目指す中途人材を募集しています!
応募はこちらから!
おふろcaféブランドの歴史を創るローカルベンチャー志向の仲間を募集!
それではまた!