目次
温泉道場の出張で訪れた、メルボルンで今人気沸騰中のBathhouseの体験レポート。後編のスタートです! 前編ではオーストラリアの文化や日本のスパとの違いについて紹介しました。
後編では実際に私たちが行ってきたサウナやBathhouseについて紹介していきます!
Soak Bathhouse
まず一番最初に訪れたのは中心地にある「Soak Bathhouse」。受付でキンキンに冷えたドリンク缶2本とスナック1つを受け取り着替えた後に地下にあるスパエリアに行きます。階段を降りるとそこには水と植物の世界が広がっていました。大きな温水の浴槽とドライとミストの2つのサウナがあります。冷たい水風呂とガッシングシャワーもあり、サウナも楽しめます。浴室内にティーセットもあり、フロントで受け取ったドリンクや温かいお茶を浴槽内に持ち込み飲みながら誰かと話しながらゆっくり過ごす方が多かったです。

自然を取り入れた洗練された空間とかっこいい照明設計、そして低重音が響く音楽の組み合わせで湯船に浸かりながらチルな時間を過ごせる、大人の隠れ家のような場所でした。
Soak Bathhouse
営業時間(現地時間):6:30〜22:00 ※金土日曜は0:00まで
価格:A$39〜(日本円で約4,355円 ※2026年6月時点)
※事前予約制

Luxe Bathhouse Docklands
2軒目に訪れたBathhouseは川沿い商業施設内にある「Luxe Bathhouse Docklands」。今回巡った4つの施設の中で最もコンパクトで照明もグッと落とされた、高級感が漂う空間でした。温度の違う計3種のサウナがありました。水風呂はキンキンに冷えた8℃。コの字型の浴槽の内側には、じんわりと温かい座面と背もたれがついた座れるスペースが用意されていました。

サウナと温かい浴槽、水風呂、温熱ベンチを順番にローテーションする。まるで日本の交互浴のような入り方でリラックスできる場所でした。着替えて外に出た時の少し冷たい優しい海風が心地よく感じました。
Luxe Bathhouse Docklands
営業時間(現地時間):6:00〜0:00
価格:A$80〜(日本円で約8,930円 ※2026年6月時点)
※事前予約制

Sauna Goose
2日目早朝8:00に向かったのはメルボルン郊外の住宅地エリアにあるアウトドアサウナ。温泉道場で運営しているCOMORIVERのアウトドアサウナと似た薪焚きのサウナ施設です。ここではロウリュバケツが設置されていて自由にロウリュができ、じゅわっと湿度を高めてサウナを楽しむことができます。焚き火を囲んで整える場所や屋内の整いエリアなど、サウナから出た後の空間も充実していました。

今回私たちはサウナセッションという静かにサウナを楽しむタイプで予約をしましたが、Sauna Gusと呼ばれるデンマークやスウェーデンなど北欧に伝わるアウフグースのようなサービスを受けられるタイプもあるようです。朝の冷え切った空気の中、外気で整う時間はとても最高でした。
Sauna Goose
営業時間(現地時間):平日7:00〜/休日8:10〜(時間枠予約制)
価格:A$25〜(日本円で約2,790円 ※2026年6月時点)
※事前予約制

Sence of self
最後に向かったのは「Sence of self」。メルボルンの街で多く見かける古い倉庫を美しくリノベーションした施設で、くすんだタイルを使った内装デザインが特徴です。倉庫のインダストリアルスタイルに植物のグリーンとスタイリッシュなデザインが融合した素敵な空間でした。セルフロウリュがOKなサウナが1つに、暖かい浴槽、そしてソファ席があるリラックスエリアがあります。

さらに、ハマムと呼ばれるセルフケアができるスチームバスがあります。オプションでスクラブキットをレンタルするとフロント横にあるスクラブバーで好きなスクラブをボウルに取って持ち込むことができます。
水栓が完備されたハマムの中で肌を磨きながらじっくりと汗を流すことができます。リラックスエリアには本や雑誌、ちょっとしたスナック系も用意されており今回訪れた4つの施設の中で休憩スペースの充実度が高い施設でした。ただ身体を温めるだけでなく、ゆっくり自分自身と丁寧に向き合える、締めくくりにふさわしい最高のBathhouseでした。
Sence of self
営業時間(現地時間):06:30〜22:45 ※月曜は0:00まで
価格:A$65〜(日本円で約7,260円 ※2026年6月時点)
※事前予約制

これからのバスハウス「AUN BATHHOUSE」
今回、特別に「ととのえ親方」ことTTNEの松尾さんが関わっている最新のプロジェクト「AUN BATHHOUSE」の工事現場を見せていただきました。工事現場に着くとすぐ出迎えてくれたのは1匹の可愛いワンちゃん。オーストラリアでは職人さんの相棒として現場に犬を連れてくる文化が定着しているみたいですが、日本ではあり得ない海外ならではの微笑ましい光景にいきなり心が和みました。

現地に拠点をおき、「AUN BATHHOUSE」のプロジェクトを進めている岡田さんに現場を案内していただき、現場をじっくり案内していただいた後は、近くのローカルカフェで美味しいコーヒーを1杯。建築中の空間を見学して感じたのは、オーストラリアのBathhouseに日本のサウナ文化を取り入れながら、より快適で進化した施設ができあがりそうだなということ。まさに「痒いところに手が届く」ような、日本のホスピタリティが細部まで行き届いた、とても利用しやすい設計に感動しました。

天井から優しい光が差し込むAUN BATHHOUSEは今年8月オープン予定! メルボルンに行く際はぜひ足を運んでみてください。
AUN BATHHOUSE(2026年8月オープン予定)
https://aunbathhouse.com.au/
instagram:
https://www.instagram.com/aunbathhouse/
メルボルンの余白が生み出す、新しいスパ
郊外の住宅地にあるアウトドアサウナの「Sauna Goose」は地元の男性客が多かったですが、Bathhouseは、女性の利用者割合がとても高いのが印象的でした。
オーストラリアのSauna Gooseは誰かと一緒に訪れて、飲み物を片手にコミュニケーションを楽しむ場所として愛されているようです。オーストラリアのスパやBathhouse文化はまだ始まったばかり。ここからさらに伸びていく、大きな可能性を秘めたカルチャーだと感じます。

もしみなさんがメルボルンを訪れる機会があれば、観光やグルメの合間に、ぜひ水着とサンダルを持ってBathhouseの予約を入れてみてください。進化していくメルボルンのBathhouse文化をこれからも楽しみにしています!
