株式会社旅する温泉道場・おふろcafé 湯守座の新卒、小川です! 今回は2023年2月21日に行われた株式会社旅する温泉道場・内定者向け1day視察ツアーについてのブログをお届けします。
参加者は内定者の山本さん、遠藤さんのお二人と社長の宮本さん、大橋さん、佐々木さん、大瀧さんと新卒の小川、南出さん、立花さんです。
内定者向け1day視察ツアーの目的
旅する温泉道場には、全国各地からメンバーが集まります。中には三重県に縁が全くなかった方も(かく言う私もそうでした)。まずは、4月から働く三重県の魅力に触れて、三重での暮らしや働き方をイメージしてもらうこと、そして楽しそう!とワクワクしてもらうことが目的です。
題して、“ええじゃないか!三重ツアー” 。
さて今回の視察先は、三重県北勢地域に位置する「いなべ市」です。いなべ市は人口4万2千人ほど、鈴鹿山脈のひとつ藤原岳のふもとに広がるのどかな土地です。
・なぜいなべ市が視察先なのか?
2022年、いなべ市と株式会社温泉道場、株式会社旅する温泉道場は「連携協力に関する包括協定」を締結しました。2024年4月からは、いなべ市にある温浴施設「阿下喜温泉 あじさいの里」をリニューアルして旅する温泉道場が運営します。私たち新卒メンバーや内定者の皆さんも、いなべ市との関わりが増えていくかもしれません。ということで、いなべ市の魅力を巡っていきましょう。
1.八風農園を見学
まず訪れたのは八風(はっぷう)農園です。こちらでは、いなべ市で4つの店舗を運営する「松風カンパニー」代表の寺園風さんに畑を案内していただきました。
東京ドーム1つ程の敷地で数多くの野菜を育てており、松風カンパニーが運営するレストラン「上木食堂」等で鮮度にこだわった地産の野菜を提供しているそうです。
畑の一角には鶏舎も。絵に描いたような「コケコッコー」が聞こえます。
畑の横にはパン屋「フライベッカーサヤ」さんもあります。
ドイツでパンの修行をされた寺園風さんの奥さまが焼き上げた本格のパンを味わうことができます。こちらのパンのもとになるライ麦や小麦も八風農園さんで育てているようです。
最後は藤原岳をバックに皆で記念撮影。農園や寺園風さんの様子から、「なるべくいなべで採れた体に良いものを提供したい」という気持ちが充分に伝わってきました。
2.阿下喜商店街を散策
八風農園を後にした一行は、いなべ市の商店街を練り歩きました。昔ながらの家屋が連なる街並みには実家のような安心感があります。
・上木食堂でランチ
商店街を少し歩くと、先述した松風カンパニーさんが運営する上木食堂が見えてきました。こちらでランチをいただきます。
八風農園から直送された新鮮な野菜を中心にして、丁寧に作られた料理が魅力です。
こちらは自家製和風ドレッシングがついた前菜の「季節野菜のサラダ」。八風農園で採れた野菜を直送しています。あまりのシャキシャキさに毎朝食べたくなりました。
こちらは「三重県産 さくらポークすね肉と大根の煮込み」のランチ。小鉢のひとつひとつから、丹精込めて作られた料理なんだなというのが伝わります。食べ終わった後には、なんだか体と心が洗われたような爽やかな気分になりました。
<宮本さんの話を聴く遠藤さん、立花さん>
松風カンパニー 取締役の松本耕太さんに、上木食堂を立ち上げたキッカケや、お店の魅力、これからの構想についてお話しいただきました。
元々廃業した旅館だった建物をリニューアルして生まれた上木食堂。私たちが食べきる間にも数多くのお客さまが出入りしていた様子から、地域内外の方に大人気なレストランであることが伺えました。ぜひプライベートでもまた来たいと思います。
最後は上木食堂をバックに皆で記念撮影。
・岩田商店
お次は商店街の一角にある「岩田商店」さんへ。こちらは旧家をリフォームしたギャラリースペースとなっています。
ギャラリーでは、ひと月交代で全国各地から様々なアーティストが訪れ、作品を展示・販売しています。毎月絶えず申し込みがあるそうで、いなべ市の阿下喜という土地でのカルチャー・アートを発信する基地となっており、阿下喜商店街の可能性を感じる施設です。
かつてのキッチンは立派なショップスペースに生まれ変わっています。
個人的に、2階ギャラリーにあった本棚のチョイスが良すぎてぜひ自分が働く店舗「おふろcafé 湯守座」でも真似したいなと思いました。
3.阿下喜温泉でほっかり
お次は阿下喜商店街からほど近くにある阿下喜温泉あじさいの里へ。商店街でお店を巡りショッピングした後に温泉!ということもできそうです。
阿下喜温泉は地域住民の方から近くのキャンプ場から来られる観光客の方まで幅広いお客さまが利用する地域の温泉施設です。入ってすぐにスタッフの方が元気に挨拶してくださいました。
清潔な館内や浴室からは、スタッフの皆さんの運営努力が伝わってきました。お湯は毎日張り替えているそうです! 安心して利用できますね。湯上がりには皆で飛騨牛乳で乾杯!(三重県だと飛騨牛乳は珍しいですね)
4.四日市市立博物館
阿下喜温泉を後にした一行は、最後に四日市市立博物館へ。こちらでは、内定者のお二人だけでなく私たちも四日市市が歩んできた道のりを学びました。
古くは縄文時代から、近代だと東海道の宿場町「四日市宿」の記録を忠実に再現した展示が見学ができます。また、四日市市の発展とは切り離せない四日市公害問題についても、当時の貴重な資料と実際の証言を基に学習できました。教科書よりかなりディープに学べる貴重なスポットです。
謎のやり取りをする立花さん。
案内を聞く大瀧さん、山本さん
まとめ
今回のええじゃないか!三重ツアーでは、いなべ市を中心に三重県の魅力と触れ合うことができました。また、4月から一緒に働く遠藤さん、山本さんお二人との距離も縮まったかと思います。
4月からより賑やかになるおふろcafé 湯守座をこれからもよろしくお願いいたします!