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これぞローカルならではの福利厚生! あげき温泉のメンバーが、畑仕事をする「畑の日」に参加しました!

岡田彩子

こんにちは! 紀伊半島・西日本エリアの温浴施設再生に携わる株式会社Kii companyの岡田です。2024年11月にKii companyならではの福利厚生、「畑の日」に初参加したのでレポートします。
 
11月12日、よく晴れた秋らしい日におふろcafé あげき温泉メンバーが訪れたのは…一面に広がるさつまいも畑! このさつまいもは、いなべ市で農園や飲食店、ギャラリーなど幅広い事業を手掛ける松風カンパニーさんの「八風農園」が育てているものです。

松風カンパニーさんといえば、自社農園で採れた野菜をふんだんに使った絶品料理を楽しめる「新上木食堂」。おふろcafé あげき温泉に併設のこの食堂は、Kii companyのメンバーも大好きなお店です。
 

 

畑の日=季節の仕事をメンバー全員で取り組む日!

この「畑の日」。実はもともと松風カンパニーさんの取り組みで、普段は別店舗に勤務する松風カンパニーのメンバー全員でその季節の畑仕事や季節仕事に一緒に取り組む日のこと。畑仕事は年中あることから「畑の日」と呼ばれていますが、畑作業以外にも味噌や醤油を仕込む回などもあるそうです!

松風カンパニー代表の寺園 風さんの発案で始まったこの企画。その目的は普段交流が少ない他店舗のメンバーがコミュニケーションを取ることです。コミュニケーションの場が畑や季節仕事なのがローカルならではの働き方ですね。

「畑の日って面白そうだな…私たちも参加したいな…」
松風カンパニーさんの取り組みを見て、密かにあこがれていたあげき温泉メンバーたち。オープンからお店が落ち着いた11月に、満を持して参加させてもらいました!

いざ農作業!


やる気がみなぎるあげき温泉メンバー。普段は見ないメンバーの畑作業の服装に非日常を感じます。この日は、松風カンパニーさんも含め30人以上が畑に集まりました。今回の農作業はさつまいも掘り。(ちなみに、さつまいも掘りは当たりの日だそうです。ハズレはなんだろう…?)

寺園さんの説明を受けながら
「サツマイモってそうやって生えてるんだ…」
「畑にかかってる黒いビニールって保湿や土をやわらかく保つためにあるんだ..」
とみんな新鮮な反応をしています。

ひと通りツルを切って黒いビニールを剥ぎ、いよいよ芋掘りに取り掛かります。見た目では芋が生えている向きが分からないので、割ってしまわないように遠いところからそっとスコップをさしていきます。ときには手で直接、土をやさしくかきわけることも。
このさつまいもは売り物になるものですので、丁寧に、大事に収穫していきます。

私は前職が農業関係だったので、「農作業といえばスピードが命!!」と、はじめは無心で作業していました。しかし、ふと辺りを見ると、土の固さや芋の大きさを確かめたり、飛び出してくる虫に驚いたり、「大切に掘りだそう」と想いを込めて丁寧に作業したりしているメンバーたちの姿が。その姿を見ているうちに、植物に触れる面白さってそういうところにあったんだよな、と改めて思い出しました。

作業を繰り返しているうちにだんだんみんな動きが早くなっていき、夕方には職人のような顔つきに!

これを毎日仕事でやる農家さんってやっぱりすごいね…と普段何気なく食べているものへのありがたみが改めて増します。

ひと仕事終えたあとは…そう!

農作業が終わったら、みんなで温泉へ!(笑)  身体を思いっきり動かしたあとの温泉はやはり格別です。

とても楽しい農作業…でしたが、翌日の仕事が心配になるような肉体的疲労感…! ヘロヘロで眠りにつきましたが、意外にも翌朝はスッキリと目覚めることができました。仕事への足取りも軽く、「やっぱり身体を動かすのって良いんだな~」なんて考えながら出勤しました。

他のメンバーも一様に晴れ晴れとした顔をしていて、「土や植物に触れるのは良いリラックスになるのだなぁ」と、しっかり筋肉痛になったハムストリングスと前腕をさすりながら思ったのでした。

最後に

今回の「畑の日」では、青空の下の農作業を通して、普段仕事でゆっくりコミュニケーションをなかなか取れない人ともカジュアルに腹を割って接することができたように思います。今後は姉妹店のおふろcafé 湯守座のメンバーも一緒に参加し、畑の日をより盛り上げていけたらと思います。なんと次回からはKii company代表の宮本さんからお土産のプレゼントも検討しているとか!

共同作業×リフレッシュ×コミュニケーション=ローカルならではの福利厚生「畑の日」、今後とも楽しんでいきます!

松風カンパニー
今回、ご協力いただいた松風カンパニーさんは2018年いなべ市に設立された会社で、その活動は多岐にわたります。自社農園の「八風農園」、自社農園のお野菜を使った「新上木食堂」、フランス料理店の「nord」、ドイツパンの「フライベッカーサヤ」、古民家コーヒーハウス「punkt.」、そしてギャラリーの「岩田商店」を運営しており、「身の回りに関わる様々なモノゴトがワクワクするように」をテーマにいなべ市を盛り上げています。
今年の4月に「上木食堂」が「新上木食堂」となっていなべ阿下喜ベースに移転し、リニューアルオープンしました。いなべ阿下喜ベースはおふろcafé あげき温泉、AGEKI BASE HOTEL、新上木食堂からなる温泉複合施設で、あげき温泉メンバーと新上木食堂メンバーは日々一緒の施設内で働いています。
https://matsukazecompany.com/


Kii companyは「さあ、地域を沸かそう」を掲げるONDOグループのDNAを受け継ぎ、東海・西日本を中心としたエリアで温泉を核としたまちづくり、サウナや宿泊施設の開発や運営に取り組んでいます。海や山、川といった雄大な自然や、世界遺産の熊野古道など、まだ注目されていない西日本の魅力を発掘し、人とまちをポカポカと元気にする取り組みを行っています!

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岡田彩子AYAKO OKADA

Department
(株) Kii company/いなべ阿下喜ベース
Position
副支配人

おふろ好きと地域で働くことへの興味から、2024年1月から中途入社であげき温泉で働きはじめました。お客様、スタッフさん、町にとって良いお店とは何か?を考えて奔走する毎日を楽しんでいます。

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