皆さまこんにちは。おふろcafé白寿の湯で副支配人をしている山本と申します。現在2児の母です。
おふろcafé白寿の湯は、糀・発酵をコンセプトにしています。今回のブログでは、そのコンセプトのもと開発した「甘酒しぇいく」について開発の裏話をお届けできればと思っています。
きっかけは、コンセプトの深掘りから
はじまりは、「糀・発酵」をもっと知るために、自分たちでいろいろな発酵食品を作ってみようということがきっかけでした。その最初のチャレンジが市販のヨーグルトメーカーを使ってのヨーグルトづくりでした。
牛乳パックに市販のヨーグルトを少し足して放置するだけで、ヨーグルトが増える! 簡単すぎてビックリしました。これならめんどくさがりの私でもできるなぁ(笑)なんて思いながら、次につくってみたのが甘酒でした。
元々、私は甘酒が好きなのですが、完成した甘酒を支配人栗崎さんと一緒に飲んでみたところ・・・
すごく甘い! 美味しい!
この美味しさをみんなと共有したいと思ったのですが、スタッフさんの中には甘酒が苦手という人も。たしかに甘酒を飲めないという人は少なくない気がします。そこでひらめきました。
甘酒が苦手な人でも飲める甘酒を作りたい!
栄養満点。誰もが飲める甘酒を
作った甘酒を保存するため、とりあえず冷凍。そこでまたひらめいたのです。
凍った甘酒をミキサーにかけてみよう。
水分がないとミキサーが回らなかったので、牛乳を少し混ぜて、そうしてできたのがシェイク状の甘酒でした。飲んでみると冷たくて美味しい! おそるおそる甘酒が苦手なスタッフさんに試飲してもらったところ「え、これなら飲める! 美味しい!」との言葉をもらい、これにより一気にやる気スイッチがオン!
ここから毎日、暇さえあれば試作を繰り返しました。せっかくならドリンクカップのラベルも自作したいと思ってひたすら考えました。
糀ロゴはデザイン室の武藤さんに指示いただきながら作成。写真も撮影してもらいました。徐々に形になっていく過程に、ワクワクが止まりませんでした。
そしてついに2020年7月15日「甘酒しぇいく」販売スタート!
おふろcafé 白寿の湯の「白寿」には「99歳」という意味があります。「飲む点滴」とたとえられるほど栄養が豊富な甘酒を使った「甘酒しぇいく」を飲んで、この夏も元気に過ごしていただきたいいう思いを込めて、販売開始時にはおじいちゃん・おばあちゃんをモデルに写真を撮りました。じつは、こちら私のじいちゃん&ばあちゃんです。写真撮影しながら「美味しい!」って飲み干してくれて、嬉しくてこっそり泣きました。
最初は食堂のアイドルタイムに販売時間を限定していましたが、少しずつ販売数も増えて仕込みも忙しくなっていきました。そんな中、飲食事業部長の香田さんから「フローズンマシーン購入したら?」と提案してもらったことで、一気に提供が楽に!
このようにまわりの方にたくさんアドバイスいただいたり助けていただき、そして、お客さまからの美味しいの声にたくさんやる気をいただきました。
発売から1年、甘酒しぇいくのこれから
2021年7月15日で「甘酒しぇいく」はデビューから1年が経ちます。これまでに、神川町や近隣地域の食材を使用して、梨・イチゴ・さつまいも・りんご・チョコレートなどの季節限定メニューにも力を入れてきました。
そして、今年2021年の夏は、神川町の隣の隣、美里町のブルーベリーを使った甘酒しぇいくを販売しています!
こちらも、さっぱりとした酸味と甘みがたまらないと好評いただいています。そして混ぜ混ぜすると写真映えする可愛さも!
お召し上がりいただいた際は、ぜひSNS投稿していただければな〜なんて思っています。
おふろcafé 白寿の湯で栄養が豊富な「甘酒しぇいく」を飲んで、この夏も元気に過ごしていただきたいです!
【商品情報】
・甘酒しぇいく 518円(税込)
・美里ブルーベリー甘酒しぇいく 680円(税込)
※季節限定2021年8月中旬まで販売予定
お食事処俵やにて、毎日12時〜20時までテイクアウト販売。
■おふろcafé 白寿の湯
埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
0274-52-3771
https://ofurocafe-hakujyu.com/