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Hei‼︎(ノルウェー語で「こんにちは」)
BIO-RESORT HOTEL & SPA O Park OGOSE(オーパークおごせ)で副支配人をしています、愛沢です!
北欧・バルト出張ブログ第3弾では「ノルウェー」の視察レポートをお届けします! 第一弾のフィンランド編や第二弾のエストニア編を見ていない!という方は、ぜひそちらもご覧ください!
いざノルウェーへ! エストニア→オスロ
エストニアからフェリーで一度フィンランドに戻り、そこから飛行機で約2時間。ついにノルウェーにやってきました!


宿泊 Hobo Oslo
到着してまず向かったのは、首都オスロのメインストリート、カール・ヨハン通りにあるライフスタイルホテル「Hobo Oslo」。
181室の客室に、レストランやバー、ラウンジが併設されているんですが、ただの「泊まる場所」ではなく、宿泊客と地元の人が自然と交じり合うような空間づくりがすごく印象的でした。
空間デザインやPOPの装飾、ひとつひとつがとにかく個性的でおしゃれ! ルームキーがホテルのロゴの「H」の形になっていたり、フロアごとにテーマカラーが違ったり。置いてある家具のデザインはバラバラなのに、トーンが統一されているから全体としてすごくまとまりがありました。
店舗でも、この空間演出のバランス感覚はすごく真似できそうです!



フィヨルドに浮かぶ絶景サウナ村「Oslo Badstuforening Sukkerbiten」

ノルウェーでの初サウナは、フィヨルド(海)にサウナボートが立ち並ぶ「Sukkerbiten」。今回の視察の中で、個人的に一番お気に入りになったサウナ施設です!
なんと、14種類ものサウナが海の上にプカプカ浮かんでおり、プライベート貸切もできるそう。今回は貸切になっているサウナを除いて、他7種類のサウナを体験してきました。

広さやストーブの強さ、窓からの景観がそれぞれ違って、いろんなサウナ体験ができるだけでも最高なんですが……なんといっても、目の前が海! サウナでしっかり温まったら、そのまま海へダイブ。塩分濃度が高いので、海面にぷかぷか浮かびながらクールダウンする時間がもう至高でした。


2階建ての屋上から飛び込める台があったり、好きな場所で外気浴ができたりと、楽しみ方も自由自在。市街地から近く、ムンク美術館やオペラハウスのすぐ側という立地なのに、ここまで大自然と一体になれるサウナは日本にはなかなかないと思います。

地元の人も観光客も一緒になって、国籍が違ってもロウリュのタイミングで声を掛け合ったり、一緒に海でととのったり。サウナが「みんなのコミュニティの中心」にあることを肌で実感できた、素晴らしい時間でした。


海と一体になるスパ「Farris Bad」

オスロから少し足を延ばして、ラルヴィクという街にある「Farris Bad」へ。ここはスパ・サウナ施設と宿泊ができるリゾートホテルです。

この施設、構造がとにかく面白いんです。スパエリアのすぐ真下がフィヨルドの海になっていて、「サウナを出たら階段を降りて海へ入る」「砂浜を走ってそのまま海に飛び込む」という、夢のような動線設計! これには本当に感動しました。
サウナ室の充実度もさることながら、ここでは毎日10回ほどアウフグースやリチュアルのプログラムが開催されています。

私も20分間のアウフグースを堪能したのですが、終わった瞬間、参加者全員で一斉に海へ向かって走っていく光景は、きっと一生忘れません(笑)。
「もう1回だけ!」と何度も入りたくなってしまい、宿泊したその日はなんと一気に3回もアウフグースを受けちゃいました。どこにいても海を感じられる建築設計の素晴らしさ。ノルウェーに宿泊するなら、絶対にオススメしたい施設です!

圧倒的なスケールの「The Well」

ノルウェーのサウナ視察、最後に訪れたのは「The Well」。こちらも巨大なスパ・サウナエリアを兼ね備えたリゾートホテルです。
実はこの施設、「館内への携帯電話の持ち込みNG(デジタルデトックス)」がコンセプト。客室には、携帯電話を入れる専用のボックスが設置されています。


スパ内で特に印象的だったのが「Japanese Saunaエリア」。岩盤浴くらいの温度のサウナ室に大仏様が飾られていたり、シャワーの紐が神社の「鈴を鳴らす綱」になっていて、引っ張ると水が出てきたり(笑)。外には露天風呂もあって、和の要素が随所に散りばめられていました。複数フロアある中でも、このジャパンエリアは現地の方にかなり人気でしたよ!
写真を撮れない分、その場にいる人たちの顔を見たり、会話を楽しんだり。「サウナ=人と人がコミュニケーションをとる場所」という北欧サウナのコアな部分を、改めて再認識できた素敵な時間でした。
世界のサウナ関係者が4年に1度集まる「国際サウナ会議 ISC2026」

そして、今回のノルウェー訪問のもうひとつの大きな目的。それが、4年に1度開催される「国際サウナ会議(International Sauna Congress)」への参加です!

世界各国からサウナに関わるプロフェッショナルが集まり、サウナの可能性について意見を交わす場。実際に参加してみて感じたのは、
・健康やウェルネスとしての価値
・人と人とのコミュニケーションの場
・観光や地域づくりへの貢献
・伝統文化をどう次世代につないでいくか
など、さまざまな立場の人が、それぞれの角度から「社会の中でサウナが果たす役割」について共有する・話し合う機会になっているということ。現場レベルで課題になる「サウナ施設のメンテナンス」についてのリアルなパネルディスカッションはとても勉強になりました。、
温泉道場が大切にしている「おふろから文化を発信する」という理念ともリンクする部分が多く、「サウナや温浴を通じて、世界各地でどうやって文化やコミュニティを作っていくか」を考える、本当に貴重な時間になりました。
(ちなみに、会議はすべて英語! Google翻訳と文字起こしAIを片時も手放さず、必死に食らいついた1日でした。全部を完璧に理解できないもどかしさはありつつも、こうして世界中の方々と同じ熱量で場を共有できたのは、サウナ会議ならではの最高の体験でした!)

会場にはさまざまなサウナメーカーやブランドの出展ブースもあり、店舗での仕入れや新店開発のヒントになるものばかりで、最後までワクワクしっぱなしでした。


最後に
7泊9日にわたる北欧・バルト視察レポート、最後までご覧いただきありがとうございました!
今回の視察を通して、私自身、サウナの本当の魅力を改めて再認識する旅になりました。 今の日本のサウナカルチャーって、どうしても「サウナ室の温度」や「水風呂の質」、「ととのいイスの充実度」といった“ハード面のスペック”で評価されがちだな、と感じていました。
ですが、今回3カ国のサウナを渡り歩いて気づいたのは、どの国でも一番大切にしていたのは「コミュニティ」の演出だったということです。サウナはあくまで手段のひとつ。サウナという空間を通じて、街を繋ぎ、人々を繋げていく……そんな光景に何度も出会うことができました。
出張の目的にも掲げていた通り、私たちが働くオーパークおごせでも、設備というハード面を磨くだけでなく、「サウナを楽しむ前後の空間デザイン」や「そこでの会話が弾むようなサービス(ソフト面)」をこれからより強化していきたい! そう思える視察となりました。 スペックの良さだけでなく、「なんだか心地よくて、つい何度でも足を運びたくなる」。そんな温かい場づくりをスタッフ一丸となって目指していきたいと思います。
今回の旅で得たたくさんの学びとワクワクを、これからお店のサービスにどんどん変えていきます。
進化していくお店をぜひみなさまお楽しみに!

