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就活で迷ったからこそ飛び込んだ。リアルな現場で気づいた自分の未来 〜 インターンから温泉道場へ 水島編 〜

水島希

自己紹介

こんにちは! COMORIVER所属、2025年に入社した新卒1年目の水島希です。ときがわ町にあるCOMORIVERは“清流と薪火”がコンセプトの宿泊施設です。川と森に囲まれた自然豊かな里山でグランピングやキャンプを満喫できるほか、4種のアウトドアサウナが人気のお店です。業務内容は主にフロントでの接客、客室のメイク、サウナの火入れ、看板ヤギのヘルマさんとおしゃべりすることです!

趣味は岩を登ること! 12年ほど続けています。スポーツクライミングを競技としてやっていた時期もあります。旅も好きで、入社前にはひとりで1カ月間、東南アジアをバックパックしていました。


 
そんな私は、The Ryokan Tokyo YUGAWARA(以下、TRT)のインターンをきっかけに温泉道場への入社を決意しました。今回はインターンを始めるきっかけや、そこから入社に至るまでをブログとしてお届けしたいと思います。

温泉道場との出会い

大学生時代、国際寮の学生寮長グループに所属していた私は、“人々が衣食住を営むハコを運営すること”、“そのハコの中で人々が新しいヒト・モノ・コトに出会う瞬間に携わること”を仕事にしたいと感じていました。


 
温泉道場を知ったのは大学3年生の5月。日本仕事百貨さんが企画する「かこむ仕事百貨」というイベントに参加したことがきっかけでした。そこで社長の山﨑さん、副社長の宮本さん、専務の白石さんと直接お話をして、会社の理念や経営方針が私の軸に合っている!と直観的に感じました。その後、さらにおふろcafé utataneでの説明会やサウナ説明会に参加する中で、温泉道場と自分の思い描く働き方の共通点を多く見つけることができました。

しかし、いざ社会に出て働く!となると、楽しみ、わくわく!という気持ちもありましたが、現場の環境や働き方が実際に自分に合うのか、自分がやりたいことを本当に実現できそうか、などなど不安に思うことも多かったので、実際に働いてみたい!と思い、インターンを決意しました。

サウナ説明会やzoom面談などの機会を使ってそれぞれの店舗の特徴を聞き、どの店舗が自分に合っているかを直接相談していきました。貴重なインターンの機会を通してできるだけ多くのことを学びたいと考えていた中で、TRTがちょうど宿泊施設として立ち上げの段階にあると伺い、店舗と組織の「0→1」を経験できるまたとないタイミングだと感じました。

TRTの店舗は規模が小さめで、社員の皆さんやスタッフの方々と密にコミュニケーションを取りながら働ける環境である点にも強く惹かれました。さらに、海外からのお客さまも多く訪れる店舗であるため、自分の英語力やこれまでの海外経験を活かせることも大きな魅力でした。

このように、「宿泊施設をゼロからつくる」という貴重なフェーズに関われること、少人数で密な関わりができる規模感、そして国際的な環境という点から、TRTでのインターンを決意しました。決定後も面談やメール等でフォローしてくださり、不安も解消しやすく、泊まり込み1カ月のインターンでも、わくわくいっぱいで湯河原まで向かうことができました。

ついにインターン開始! TRTでの日々

インターン中は主に朝・昼・夜の食事の提供から、アクティビティのインストラクション、フロント業務、フリードリンクの補充など、現場の一員となって働きました。最初は分からないことばかりで、ご迷惑をかける場面もありましたが、日に日に慣れてきてお客さまともコミュニケーションを取れるようになり、とても楽しく働く事ができました。


 
海外のお客さまの対応を任せていただく事が多かったので、英語で湯河原のおすすめポイントを紹介したり、旅の様子をお聞きしたり、日本旅行の一つの思い出をお助けできている気がして、やりがいに繋がっていました。特にカナダからのお客さまは、ソロ旅で最初は1泊の予定だったのが、2泊、3泊と延泊。日本食を毎日楽しみ、「素敵な接客をありがとう!」と笑顔で帰っていかれました。帰国後もやり取りさせていただいています。


 
休日にはTRTがお世話になっているお店に行ったり、湯河原の食材を使ってご飯を作ったり、温泉道場全体でのご飯会に参加させていただいたり、湯河原をゆったり満喫しました! 初めて来た場所でしたが、なぜか落ち着く素敵な場所でした。


 
インターン中は温泉道場のメンバーのみなさんにたくさんお世話になりました。業務のサポートはもちろんのこと、就活の相談から人生の相談まで、たくさんお話させていただきました。個性あふれるメンバーばかりなので、様々な視点からのお話やアドバイスをいただけて、とても助かりました。


 

インターン終了。温泉道場に入社するまで

インターンを終えてからは、温泉道場で働いていくという決意がより強まり、面接に向けてその志望動機を深く言語化する時間を取りました。インターンや、大学での国際寮の寮長としての経験を通じて、自分は「間接的に人が集まる場や店舗をつくる」よりも、「目の前のお客さま一人ひとりに向き合い、自分の長所や人間性を活かして、会社の理念に沿いながらも直接的に満足や笑顔を提供する」ことにやりがいを感じると気づきました。また、自分の行動が周囲に与える影響や変化をリアルに感じられる現場で、仲間とともにより良いものをつくり上げていくプロセスにも強く魅力を感じています。

こうした思いから、宿泊・温浴・サービス・人材といった業界に関心を持っていましたが、自分の持ち味である好奇心や柔軟性、多様な経験を活かしながら、複数のフィールドでコミュニティを広げ、挑戦し続けられる環境があるのは、温泉道場しかないと思いました。

インターン先の支配人から推薦を受けることができたので、面接は最終面接のみとなり、社長の山﨑さんと専務の白石さんとお話して、無事内定をいただきました。インターン中に温泉道場のメンバーのみなさんと交流する機会が多かったため、入社直後も全く知らない環境に飛び込むような不安はありませんでした。入社後はみなさんにまた会える!という感覚で仕事ができています。加えて、インターンで現場のリアルを体験しているため、入社前とのギャップはほとんどありませんでした。インターンを経験することで、学生から社会人へのシフトチェンジがしやすいのではないかと感じています。

温泉道場へ入社。社会人になった最近のこと


 
配属先の宿泊施設COMORIVERでは、まずは現場を知る第一歩となるフロント業務と客室のメイクを主に行っています。また、6月の夏至祭イベントに向けて店内の装飾も担当させていただいてます。まだ入社したばかりなので、一番お客さまの目線に近い者として、売店やラウンジをより使いやすくなるような提案なども心掛けています。



 
店舗外では採用プロジェクトに所属し、説明会の運営やSNSの運用など少しずつお仕事を任せていただいています。


 
温泉道場には、“GO OUT 20”(自身の働く時間のうち、「20%は店舗外で働こう」という温泉道場の働き方の方針)という制度があります。

この制度があることで、1年目から店舗外でのお仕事の機会を多くいただけています。店舗でお客さまとお話したり、日々の業務を行うことも学びが多いですが、店舗の業務だけでは経験できないことに携わり、個性さまざまな温泉道場メンバーのみなさんと出会うことで、将来のキャリアの可能性が多方面に広がっていると実感しています。

“地域を沸かす”を世界へ。

大学時代は国際学部に所属しており、海外に興味があります。今までの経験や店舗での学びを活かして、温泉道場の海外進出、そして温泉から日本文化の発信、または世界中の地域の文化の発信に携われたらなと思っています。加えて、採用プロジェクトやインターンのサポートにもより深く携われたらと思っています。一緒にわくわくできる人や何事にも挑戦できる、新しいことが大好きな仲間を見つけられるような活動をしていきたいです。


 

今就活をしている学生の皆さんへ伝えたいこと

就活中は終わりが見えなくて、辛い日々も多いと思います。私も就活中は“お金を稼ぐための手段を探す”とモヤモヤすることが多いなと感じていました。しかし、矢印をしっかり自分に向けて、“自分をより理解”した先にある“やりたい!”が実現できる手段として仕事を探し始めた時に、どんどん楽しくなった記憶があります。

実際、“どれだけ稼げるか”が指標となることは何事にも多いですが、温泉道場に入ると、自分のやりたいことを追いかけ、楽しみながら働いている人の方がきらきらしているな、と感じます。温泉道場のインターンではそのような環境に身を置くことができるので、新たな自分を発見できるかもしれません。ぜひ覗きに来てくださいね!

<お知らせ >
温泉道場では毎月学生向けの新卒採用イベントを開催しています。温泉道場への入社やインターンへの参加など、興味のある方はぜひイベントでお会いしましょう!
https://onsendojo-career.com/1366/

水島希NOZOMI MIZUSHIMA

Department
(株)温泉道場/COMORIVER
Position

大学では国際寮の学生寮長グループに所属したり、短期留学のOBOGコミュニティでイベントを企画・運営したり、クライミングジム・飲食店・アウトドアアパレルでアルバイトしていました!
焚き火を囲む就活イベントで温泉道場に出会い、TRTのインターンを経て入社。人とヒト・モノ・コトが出会う場を創りもっと地域を沸かすぞー!

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