おふろcafé utatane(以下utatane)所属の荒木健伸です。普段は館内の清掃やフロント業務を行いながら、アウフグース(サウナでお客さまにタオルで扇ぐ仕事)など様々なお仕事をさせていただいております。
趣味は、サウナ! ライブに行くこと! です。サウナに関しては、年間200回は温浴施設に行き、今まで行ったことのある施設は全国170店舗以上です。ライブに関しては邦ロックが特に大好きで、年間10回はライブ、フェスに行くほどです。
新卒一年目として奮闘中ですが、実は学生時代におふろcafé ハレニワの湯(以下ハレニワ)でインターンを経験し、温泉道場に入社を決めた経験があります。今回はインターンの経験と、温泉道場の入社に至るまでを書いていこうと思います。
インターンシップ参加のきっかけ
インターンに興味を持ったキッカケを話す前に、まずサウナを好きになった理由からお話します。
地元の福岡県では家から徒歩5分の場所に温浴施設があり、受験期はフードコートで勉強をしていました。ある日テレビで「サウナの入り方」を紹介する番組を見る機会がありました。それまでサウナにはあまり興味を持っていなかったのですが、その通りにサウナに入ってみると、受験勉強の疲れが取れ、当時初めて知った「ととのう」感覚が!
その感覚が忘れられず、いろいろな施設を訪れるようになり、さらにサウナの世界にハマっていきました。さまざまなサウナ施設に行って施設ごとの個性を見ることがとても楽しかったです。また、友達にサウナの良さを教えると「気持ち良かった」と言ってくれることが嬉しかったです。
この経験から「将来は自分の理想のサウナを作り、来てくれるお客さんを幸せにしたい!」と思いました。ただ、大学生の自分には何から始めたらいいか分からず、おふろ屋さんのインターンがないかを調べました。その時に出会ったのが温泉道場でした。
インターンシップで学んだこと
インターンシップの期間中は、まずフロントでお客さまの対応、浴室の清掃などを行いました。温浴施設の経営の方法、運営方法などを学ぶため、店舗会議にも参加しました。現状の課題等を聞きながら、ハレニワの皆さんとインターン中に解決する課題とゴールを設定しました。さらに地元の温浴施設でアルバイトしていた経験があったため、おふろ屋さんの基本である「3S(整理・整頓・清潔)」に関わるマニュアルの作成や更新に特に注力しました。
アウフグースにも興味があったので、おふろcafé 専属アウフギーサー(熱波師)でもある「たま助」さんに弟子入りをお願いしました。仕事終わりにタオルの振り方や演出の仕方などを積極的に学びました。タオルを振り始めて1週間でお客さまの前で念願のアウフギーサーデビューを果たし、インターン最終日には卒業アウフグースとしてイベントも行いました。福岡から埼玉に来たこともあり最初は不安だらけでしたが、自らやりたいことや店舗の課題感を発信することでさまざまな経験ができたインターンになりました。
インターンの時間をよりよいものにできたのは、当時ハレニワの支配人だった久保さんの「失敗してもいいから、なんでも挑戦してみてほしい」という言葉でした。インターン前の自分は挑戦を恐れて、やりたい事があっても一歩踏み出せずにいました。しかし初日の面談で言われた久保さんの言葉のお陰で、やりたい事があれば何でもやってみようと意識が変わりました。それからは自分の経験をもとに疑問に思ったことはメモをして店舗会議で発言したり、アウフグースのイベントを企画から行ったり、積極的に動くことができました。
温泉道場に入社を決めた理由
インターン終了後、就職活動を始めました。大学では工学部に所属していたため、理系企業の採用イベントや企業説明会に何度か参加をしました。ただ、なんとなく自分には合わないと感じることが多かったです。
自己分析を進める中で、就活の軸として「好きなことを仕事にしたい」と強く思ってることに気づきました。理系企業の仕事は興味深いものの、心から好きだと思える分野ではなかったのです。また、「自分の長所を生かせる会社で働きたい」という気持ちもありました。自分の強みであるアウフグースの技術を活かしたり、積極的にチャレンジしたりすることができる環境を欲していました。さらに、「自分で何かを成し遂げることができる会社で働きたい」という思いもありました。
本当にやりたい事を探す中で、温泉道場でのインターン経験が自分の理想とマッチしていることに気づきました。インターンでは、アウフグースのイベントの立案から実行までを担当させていただきました。疑問に思ったことに対して店舗会議で話し合い、具体的な対策方法を1から考え実行する経験を積みました。ただ同じ業務を繰り返すのではなく、さまざまなことに挑戦させていただける環境が自分にぴったりだと感じました。
温泉道場の方々がしっかりと目標を持ち、情熱を持って働いている姿を見て、一緒に働きたいと思いました。インターンでは「挑戦することの大切さ」と「チームで達成する喜び」を強く感じ、自分の将来の夢にもつながると確信しました。このような理由から、温泉道場で働くことを決意し、面接を受けて入社することにしました。
今、温泉道場でやっていること
温泉道場入社後は大宮にある「おふろcafé utatane」に配属され、まずはおふろやさんの守・破・離の守であるフロント接客・清掃・などを行なっています。アウフグースの企画立案や運営にも力を入れてます。
温泉道場は新卒研修が充実しています。研修では社会人基礎のビジネスマナーを学んだり、温泉道場の経営方法を学ぶ機会がありました。最近では繫栄店視察ツアーに参加し、一日に温浴施設を5施設回って視察の方法を学んだり、他店の良いところを自店舗に取り入れる研修に参加させていただきました。
↓こちらは新卒合宿でのBBQインスタ映え対決の様子
入社して4カ月が経ちましたが、社会人としての大変さと楽しさを日々実感しています。たくさんの仕事を任せていただけることはとても嬉しい反面、仕事を期限内に終わらせるスケジュール管理の難しさにも直面しています。また、業務の効率化を考えることの大事さを知りました。しかし、自分で考えた仕事や率先して行った仕事でお客さまや働いているスタッフさんから感謝の言葉をいただける瞬間は、本当に嬉しく、やりがいを感じます。毎日少しずつ成長を実感しています。
今後の目標
自分で一から企画したアウフグースイベントを大成功に納め、売上を上げることが第一目標です! utataneの名物となるような定番イベントを作りたいです。店舗の経営を学びながら、自分の夢である温浴施設の運営をできるよう、いろいろなことに挑戦しながら経験を積んでいけたらと思います。