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2020年度新卒インタビュー Vol.2「“自分に妥協しないこと”を貫いた結果が温泉道場にいる今」ー 山﨑 玲奈

古性 のち

こんにちは、温泉道場外部ライターの古性のちです。
ここ1年ですっかり世の中は変わり、私自身の働き方や、周りにいる友人の心境などもずいぶん変わったなあと感じています。

温泉道場では2020年4月に入社した9名の新卒メンバーが活躍しています。
入社からもうすぐ1年。彼ら、彼女たちにとっても怒涛の日々を送っていたのではないでしょうか。

このシリーズではそんな2020年入社の新卒社員たちに、働き方や温泉道場に入社を決めた理由、入社当時の思いをインタビューしてみました。
第2回は、ときたまひみつきちCOMORIVER(コモリバ)のサブマネージャー山﨑 玲奈(やまさき れな)さんです。

(第1回目はこちらから)

ヘルマさんとお散歩
埼玉県出身。小さい頃は群馬で過ごした時間が長く、群馬がだいすき。大学では地域社会学を学び、地域のヒト・モノ・コトに興味を持つ。群馬をフィールドに自分でも何かやってみたい!と思い、力を付けるため温泉道場に入社。趣味は旅行、漫画、絵、写真などたくさん。やってみたいことは釣りと狩猟免許の取得。
 

「地域づくり」のキーワードで興味は海外から日本へ

セブのスラムコミュニティ
今日はよろしくお願いします。まずは温泉道場でどんな仕事をしているのか教えてください。

よろしくお願いします。私は現在ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)という埼玉県ときがわ町にある里山グランピングリゾートで飲食の仕事に携わっています。

飲食といっても、普通のレストランのような形式ではなくて、お客様に作っていただくBBQスタイルなので、実際作り手は宿泊している方になるのですが、どう季節を感じてもらうかだったり、楽しんでもらうかを工夫しながら季節メニューや食材を考えたりしていますね。私とパートさん2人の計3名でやっています。

新卒からすごい重要な仕事! もともと飲食系の学校を卒業されたんですか?

いいえ。アルバイトも大学生の時は塾の先生をやっていて。ただ「地域活性」だったり「地域づくり」というキーワードには興味があったんです。

初めは海外の途上国の支援などに興味を持っていました。フィリピンのセブ島に行ってみたり。そうしている中でふと「私はまだ自分の国の事をよく知らないな…まずは日本を知りたいな」と思うようになったんです。その後ご縁があって、長野県の塩尻を訪れる機会があって。そこに暮らしている人たちが本当に楽しそうで、心が豊かに見えて。そこから「地域づくり」というキーワードが自分の中で膨らんでいった気がしています。

 

「自分にしっくり合うこと」を貫き、温泉道場一筋で就活

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ではもともと地域づくりの文脈で温泉道場は見つけたんですか?

そうですね。正直温泉やサウナはそこまで興味があるわけではなかったので(笑)、地域づくりのキーワードに惹かれました。地域でできるインターンとかあるのかな、と探していた時にNPOと関わりのある企業が載っているパンフレットの中で、温泉道場の名前を見つけたんです。

そこから温泉道場に決めたきっかけは?

実は温泉道場一筋で来たんです。わたし他はどこも受けていなくって。というのも、いざ就職活動をしようと思った時に、他に自分に刺さるところがなかなか見つからなかったんです。もともと地域の仕事がしたかったので、最初から東京にオフィスがある会社はあまり興味がありませんでした。

一筋! まさに温泉道場に導かれたわけですね。

かもしれません(笑)。面接でそのまま採用いただいて、温泉道場に入社しました。ですが実は入社当時は「会社の中でこれをやりたい!」がしっかり定まっていなくて。色々チャレンジしながら成長していきたい!と思っていました。

 

トライ&エラーを繰り返しながら一歩一歩着実に積み重ねる実力と信頼

コモリバ宿泊秋冬メニュー

実際に初めて飲食に携わってみてどうですか?

そうですね。「地域の食材を使って何かを作る」はとてもやりがいを感じるし、楽しさを感じています。もちろん思い通りにいかない事もありますが、勉強になります。

思い通りにいかない、と感じるのはどんな時ですか?

例えば、発注量の見誤りでしょうか。もっと出るかな〜と思い多く発注してしまって、ダメにしてしまったこともありました。あとは、前は他の2人のパートさん達とコミュニケーションをとるのがとても苦手だったんです。何を話せば良いのかな、って迷ってしまって。きっとあの時期、パートさん達も困っていたと思います。
そこで、周りに相談をしながら、お昼を一緒にとる時間を作ってみたんです。あとは、些細な事でも伝えたい感謝は付箋を貼ってメッセージを残したりとか。そんな小さな積み重ねがあって、今ではすごく仲良くなりました。

まさに初めての事ばかりですね。

そうですね、でもまだ苦手な事もあって。それは自分の仕事と、自由に参加できる温泉道場内のプロジェクトの両立ですね。スケジュールをしっかり組むのに苦戦しつつ、克服しなければなあと思っているところです。

 

私にとって仕事は「自分が何をやっていきたいのか」を明確にする修行の場

仕事をしている時「たのしい」と感じるポイントがあれば教えてください。

新規で何かを立ち上げることに、関われる時でしょうか。いちから何かを作るのはもちろん大変ですが、自分が作ったものが店舗にそのまま出て、そこにダイレクトに反応が返ってきたりすると嬉しさを感じます。1年目からこうして新しい事に色々携われるのは、ありがたいなあと思っています。

この流れで温泉道場の好きなポイントも教えてもらっても良いですか?

そうですね、さっきの答えとかぶってしまうけれど、やはり色々チャレンジさせてもらえるところでしょうか。やれる事も、やりたい事も自分で取りに行けばいっぱい成長のチャンスがあるんですよね。もちろん基礎ができていなければ難しいので、勉強をサボらないのは前提にあるのですが。私にとって仕事は「自分が何をやっていきたいのか」を明確にする修行の場だと考えているので、切磋琢磨しながら成長して行けたら良いなと思います。

ちなみに一番今やりたい事は実は、狩猟免許をとる事なんです。いつかジビエが出せたら素敵だなと思いつつ、食材を通してときがわ町の魅力をもっとお客様に伝えていけたらと考えています。

めちゃくちゃかっこいい…。応援してます。ありがとうございました!

 

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古性 のちNOCHI KOSYO

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ライター

「旅、ときどき仕事」運営 / フリーライターの旅人✈︎ / 1989年生まれ。美容師→デザイナー→ライターと転職しました。17カ国まわって日本に帰国。今年念願の温泉ソムリエになりました。好きなお風呂は直島のあいらぶ湯。基本ふわふわと日本・世界を漂う生活を送っています。

Twitter - https://twitter.com/nocci_84
Blog - http://noccheese.hatenablog.com/

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