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2020年度新卒インタビュー Vol.1「ここは変わり者をきちんと受け止めてくれる場所」ー 香山 朱織

古性 のち

こんにちは、温泉道場外部ライターの古性のちです。
ここ1年ですっかり世の中は変わり、私自身の働き方や、周りにいる友人の心境などもずいぶん変わったなあと感じています。

温泉道場では2020年4月に入社した9名の新卒メンバーが活躍しています。
入社からもうすぐ1年。彼ら、彼女たちにとっても怒涛の日々を送っていたのではないでしょうか。

今回は、そんな2020年入社の新卒社員たちに、働き方や温泉道場に入社を決めた理由、入社当時の思いをインタビューしてみました。
第1回はビジネスプロモーション本部の香山 朱織(かやま あかり)さんです。

 
紹介用写真⑤
兵庫県出身。小さい頃からマンガを読むことと絵を描くことが好きで、京都造形芸術大学マンガ学科で四年間マンガやサブカルチャーについて学ぶ。エッセイ漫画が得意。京都で過ごすうちに近代歴史にも興味がわき、卒業制作では大正時代をテーマにしたマンガを描いた。月に20〜30冊ほどマンガを読んでいる。ちなみに人生で初めて読んだマンガは「ぴちぴちピッチ」と「ナルト」。

 

大学時代の経験を生かし、店舗では選書の仕事を担当

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— 今日はよろしくお願いします。さてまずは、温泉道場内でどんな仕事をしているのか聞いても大丈夫ですか?

よろしくおねがいします! もともと大学では、マンガ学科に所属していたんです。その繋がりで、おふろcafé utataneとおふろcafé 白寿の二店舗で漫画の選定を担当しています。

utatane内たくさんの本がありますもんね。どんな基準で本を選書しているんですか?

utataneは一言で言うと「かっこいい」が集まる場所にしたいなあと私は思っていて。その中で、やっぱり本や漫画の影響力って大きいと思っているんです。utataneは客層が25歳前後が多いので、そこに刺さるように選書しています。例えば、古い喫茶や銭湯に置いてあるような漫画はなるべく減らして、日常系の少しほっこりするようなものを増やしたりしているんです。実は700冊くらい入れ替えたりしました。

700冊! 1冊ずつ向き合って選ぶの大変そうだけれど、それだけ本や漫画への愛を感じます。選書の他にもやっている仕事はありますか?
はい。実は選書の仕事は全体の2割くらいかもしれません。あとは店内のPOPを作るような、デザインの仕事をしています。大学ではPhotoshopやIllustratorは使ってこなかったので、何もかも初めての経験で…! 日々現場で勉強しながら突き進んでいる感じです。大変だけれどやりがいは感じています。スキルは足りてないなと感じる事も多いけれど、楽しいです。

 

温泉道場との出会いは「働きがいのある会社ランキング」で名前を見つけて

紹介用写真③
漫画の学科からいきなり「よし! お風呂の会社に入ろう」ってなかなか切り口が難しそうだな…とも感じたのですが、温泉道場はどんなキッカケで出会ったんですか?

毎年Great Place to Work Institute Japanが発表している「働きがいのある会社ランキング」というのがあるのですが、そこで温泉道場を見つけたのが最初でした。というのも実は私の姉が見つけてくれたのですが。よく、漫画学科の就活は出版社とか、そういうものをイメージするかもしれないのですが、私は最初から漫画とあまり繋がりが深くない場所で仕事をしたいなあと思っていて。製菓メーカーとか、イベント会社も話を聞きに行ったりしてました。

あえて漫画とあまり縁の深くないところを受けていたのは何故なのでしょう?

なんだろう。今って、商品やサービスを売り出す際に「漫画」という手段を取るところって昔より増えているなあと感じているんです。SNSを見ていると更にそれが顕著だなあって。だからこそ、いろんな可能性があるなあと思ったんです。文化を売り出すというか。漫画というツールを使ってワクワクできる場所に身をおきたいなあと思っていた時に、出会ったのが温泉道場でした。

 

入社の決め手は「人の良さ」。お互い認め合える”変わり者”が集まっているところ

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なるほど。その中で決め手はなんだったのでしょうか?

一番の理由は「人」ですね。良い意味で変な人がいっぱいいるんです(笑)私も変わり者の自覚はあるのですが、本当に、変わり者がたくさんいる。だからすっと受け入れてくれるんですよね。「ああ、変なままで良いんだな」って思いました。

確かに温泉道場はマニアックな人や変わった趣味を持っている人が多いイメージがあります(笑)
そうなんです。話しているとすごく楽しんですよね。あとは、サイトのデザインがカッコ良いな〜!と思ったのもキッカケでした。日本てあまりデザインに力をいれている所って多くない印象で。その中で、特にお風呂屋さんってポスターとか、ポップとかを作り込んでいるところって少ないんですよね。あれはあれで良い味が出ているのですが…。その中で、こんなにデザインにもこだわっている場所で働いてみたい!と思ったんです。

感銘を受けて入った温泉道場だったかと思いますが、入る前と実際に所属したあとで気持ちに変化はありましたか?
12月で所属8カ月目になるのですが、入る前のイメージと差がなく、想像通りでした。ただ自分がデザイン室の配属になったのは意外で…!というのも、面接の時に実は「デザイン室に興味ある?」と言われたのですが実は「ないです!」と答えていたんです(笑)。ずっとマーケティングの勉強をしていたのでなんとなく肌感で「これは良いもの」みたいなのがわかるのですが、それを自分で作るという発想は今までなかったんです。なのでデザイン室に移動が決まった時にはびっくりしたけれど、結果、毎日色々なことにチャレンジさせてもらいながら、充実しています。

 

「仕事と趣味の境目が見えにくい」ところが温泉道場の魅力

紹介用写真⑥

最後に、温泉道場の好きなところを教えてください。

先ほどの決め手の話とかぶってしまうのですが、とにかく温泉道場には「変な人」が多いんですよね。というか、変な人の存在を認めてくれる文化があるんです。やりたかったらやって良いよ、っていう空気感が社内全体に漂っているんです。何事にもチャレンジしやすいなと感じています。
社内に、おふろcafé utataneの支配人の新谷さんて方がいるのですが、もうまさに「好きなものに没頭して働いている」の象徴みたいな方がいて。そういう方が楽しそうに働いているのをみながら「ああ、好きなものを好きって言って、マニアックなままで良いんだな」としみじみ感じています。

話を聞いているだけで、私も入社したくなりました(笑)最後に、香山さんにとって「仕事をする」ってどんな存在なのか教えてください。
そうですね…。温泉道場って、仕事と趣味の境目がないんですよ。上で働いている人たちがとにかく楽しそうなんです。仕事をすること=全力で楽しむことなのかなって思っています。私もそういう風に仕事をしながら、その姿をみて、いいなって思ってくれる人が増えたら嬉しいなと思っています。

ありがとうございました!
 

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https://onsendojo-career.com/

古性 のちNOCHI KOSYO

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ライター

「旅、ときどき仕事」運営 / フリーライターの旅人✈︎ / 1989年生まれ。美容師→デザイナー→ライターと転職しました。17カ国まわって日本に帰国。今年念願の温泉ソムリエになりました。好きなお風呂は直島のあいらぶ湯。基本ふわふわと日本・世界を漂う生活を送っています。

Twitter - https://twitter.com/nocci_84
Blog - http://noccheese.hatenablog.com/

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