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みなさんこんにちは丸福観光の松岡です!
先日、旅する温泉道場、湯守座のスタッフ16名で、いってみなはれツアー「世界遺産高野山」行ってきました!
いってみなはれツアーとは「理解を深めるための旅」
「いってみなはれツアー」という、なんとも楽し気なネーミングのこのツアー。普段「おふろcafé湯守座」で働くスタッフさんに、自社の観光業を体験してもらい会社全体の事業や地域の理解を深めることや、スタッフさん同士のコミュニケーションをはかることが目的。今回が実施の実は第1回目となりました。
いざ!和歌山県の標高800m超えの聖地「世界遺産高野山」へ!
そんな記念すべき第1回目の旅、向かうは和歌山県。おふろcafé 湯守座スタッフさんと金澤さん・南川さん、ドライバー松岡で出発です!
高野山は、外国人に人気の日本の観光スポットランキングで第10位。アクセスは実はKIX(関西国際空港)から約2時間半とあまり良くありません。しかし高野山でしか体験できない、日本の伝統・自然の豊かさ・宿坊などが人気を呼び、外国人客をひきつけています。
ハード面において重要な英語表記やWi-Fiなどのインフラ整備などにも対応しています。そんな高野山をスタッフと共に巡ります。
車内では順番に自己紹介や仕事にとりくむ姿勢などを発表し合い、皆さんの思いの共有ができました。時には運転しながら目頭が熱くなる場面も! また、金澤さんのお釈迦様・般若心経の解説はさすが丸福観光。3時間半の時間があっというまでした…。
そんなこんなで高野山到着!
あっというまに到着しました! 高野山は「山上の宗教都市」といわれますが、その通り。寺院は123、その内53が宿坊を営み、大学も郵便局も病院もあり約5000人の人が暮らしています。霊場ですが一つの町なのです。
壇上伽藍。根本大塔。本当に大きくて朱色が鮮やか。圧倒されます。
1843年の大火で焼失し再建を果たした中門。四天王が睨みをきかせています。
六角経蔵は、まわすとお経を読んだ徳が得られるといわれています。みんなで協力してまわしてみましょう。
三鈷の松。三葉の松葉を見つけるとご利益が得られます。皆さん必死に探します。ちゃんと前をみて歩きましょう(笑)。
中本名玉堂で昼食とショッピング!
沢山歩いたので、休憩もかねて昼食とショッピングを。精進料理は目で楽しむための「目食」を大切にしています。
山の上では作物が限られていますので色彩をうまく活かし、料理全体を豪華に飾り立てます。白、青、黒、黄色、赤を料理に用います。
ドライバーの食事はこんな感じ。木の葉丼です。
土産品は高野豆腐とごま豆腐が有名。念珠、ローソク、仏像など仏教関係も多数。
皆さんショッピングは大好き(笑)。
中本名玉堂と丸福観光は30年のお付き合い。17代目の中本社長は、和歌山県100年企業として和歌山県知事から表彰をされました。
食事メニューも英語表記。外国人観光客も和食ランチを堪能していました!
奥の院へ参拝
お腹もふくれて、次は参拝へ。2kmの参道には20万基ともいわれる墓石が並び外国人観光客もここを目指して来ます。有名なお墓は織田信長、武田信玄・明智光秀、石田三成、豊臣家などの面々です。
ヤクルトに…
UCCコーヒーに‥…
豊臣秀吉のお墓も! みていて飽きません。
こちらは玉川にかかる御廟橋。お大師様が参拝者をお迎えにきてくださると言われています。(この先は聖域なので一礼し、脱帽・撮影禁止・ペット禁止です)皆で「南無太師遍照金剛」と唱えお参りをしてきました。
金剛峯寺も参拝。豊臣秀次が切腹を命ぜられて自刃した部屋もあり歴史を刻んできたお寺です。
こちらは大広間でお茶と菓子を頂きました。
美味しい。
お次は蟠龍庭。石は龍を表現しており、弘法大師様生まれの地・四国の花崗岩を使用されています。
無事に帰る事が出来ました。皆さまお疲れ様でした!
今回、私は高野山まで中型バスを運転させていただきました。バスの車内では終始笑い声が聞こえており、普段あまり顔を合わせないスタッフさん同士の親睦にもなり、素敵な1日になりました。
もちろん観光だけでなく、外国人観光客をおもてなしする日本人スタッフ・英語表記・Wi-Fi環境のソフト・ハード面の両面を見て、なぜ外国人観光客がこの山奥に訪れるのかを理解して頂けたのではないかと思います。
私ども旅する温泉道場は変化し続けるであろう日本の観光ビジネスに対応し、進化し続けたいと思います。