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好きなことで地域を沸かしていく/Kii company 新卒二年目、野尻さんの働き方

島貫康平

紀伊半島・西日本の未来を熱くする会社 Kii company。2024年4月にオープンした三重県いなべ市のおふろcafé あげき温泉で働く新卒2年目の野尻さんに、入社してからの1年をインタビューしました。

いまのお仕事について

ーいまどんなお仕事をしていますか?

おふろcafé あげき温泉で、店舗運営に携わっています。フロントでお客さまの対応をしたり、館内を清掃をしたり、ベッドメイクなどを行なっています。なかでもデザイン業務をメインにしています。館内の掲示物やイベントのフライヤーなどを制作。館内のイメージ作りに携わっていて、結果が出てくるとモチベーションが高まる感じがしますね。特にお客さまから「とても素敵なデザインで感動しました!」という声をいただいた時はもっとこの地域や私の想いを伝えられるような制作物を作っていきたい!と思いました。

ーいちばん印象に残っている制作物は何ですか?


いちばん印象に残っているのは入社前にインターンとしてあげき温泉のエントランスにある黒板に描いたいなべ市のマップです。まっさらな黒板を見て、Kii company代表の宮本さんが「いなべ市の地図とか山の情報とかを載せたい」と言っていたイメージが降りてきて、描き始めました。制作物には自分で見て気付いた点を入れたかったので、すごく時間をかけていなべ市・阿下喜を巡りました。“いなべをめぐる”というタイトルも自分が巡った上で出た言葉で、すごく時間をかけました。

お客さまからは入った瞬間に黒板があるので印象に残りやすいだったり、手が込んでいて素敵という感想をいただきました。スタッフの学生からは「いなべって何もないところだと思っていたけど、野尻さんの黒板マップを見て思ったよりも魅力がある場所なんだなと思いました!」という声をもらって、時間をかけて描いて良かったなと心の底から思いました。


 

デザインについての思い入れ

ーデザインに興味を持ったのはいつからですか?

デザインは学生時代から学び始めました。デザインプロデュースといって、人の体験をデザインしようということを学んでいました。デザインに興味を持ったきっかけは、高校生の頃に暮らしていた福井県大野市の「私が市長になったら」という授業を受けたことでした。自分が住んでいる街をどうすれば面白くできるかアイデア出しをする授業で、その際に自分のイラストを使ってプレゼンをしました。これがきっかけで地域活性化×イラスト・デザインを学びたい!と思い始めました。

ーKii companyに入社を決めたのはなぜですか?

直感です。日本仕事百貨というサイトの記事を読んで、宮本さんの思いと一緒だと思い、入社を決めました。小さい子からお年寄りまで全員が集まれる場所はやっぱり温泉じゃんと思ったし、みんなと一緒にというより個人的になっていく社会の中で人と集まれる場所はあったかいし、地域が盛り上がっていくには大事な場所で…。そこで頑張っているKii companyはすごいなって共感しましたね。


 

怒涛の1年を振り返る

ー新卒1年目を振り返ってみていかがですか?

あっという間の1年でしたね。受け身ではなく自分で考えて動いていかないと駄目だなと痛感した1年でした。あげき温泉の立ち上げからオープン、運営までやってきてたくさんの新しいことを学び、さまざまな業務に携わってきた1年だったと思います。2年目はもっとデザイン業務の幅を広げていきたいです!

ー最後にこの記事を読んでくれた学生さんにメッセージをお願いします!

Kii companyは自分の好きなことを発揮できる場所なので、まずは自分の好きなことを見つけて頑張って取り組むことが大事なのかなと思います。ほかの会社にも言えることですが、「好き」ってすごくパワーになるので取り組んでいってほしいです!


Kii companyは「さあ、地域を沸かそう」を掲げるONDOグループのDNAを受け継ぎ、東海・西日本を中心としたエリアで温泉を核としたまちづくり、サウナや宿泊施設の開発や運営に取り組んでいます。海や山、川といった雄大な自然や、世界遺産の熊野古道など、まだ注目されていない西日本の魅力を発掘し、人とまちをポカポカと元気にする取り組みを行っています!

Kii company では、あなたの“好き”を原動力に、紀伊半島・西日本の未来を熱くする“プロプレイヤー”を募集中です。人を楽しませたい方。まず行動してみる前向きな方。何かに夢中になれる方。私たちと一緒に、新しい物語をはじめませんか?

▶︎Kii companyの仕事を詳しく見る

島貫康平島貫康平

Department
(株) Kii company/天然温泉 おふろcafé 湯守座
Position
サブマネージャー

山形で18年過ごし、大学進学をきっかけに東京へ。そしてご縁があって現在三重にいます。
大学ではまちづくりを学んでいました。おふろは地域の人にとって必要なインフラであり、守っていくという考えに惹かれ入社を決めました。

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