目次
みなさんこんにちは、ブランドデザインラボの米窪日菜子です。今回は温泉道場の社内イベント「夢会議」の様子をお届けします! 私は昨年、夢会議に出場者として参加し、今回は運営メンバーとして会を企画・運営しました。運営者側の目線で「夢会議」の内容をお伝えします。
▼昨年の夢会議のブログはこちらから
https://ondoholdings.com/23824
「夢会議」とは?
夢会議とは年1回、1泊2日の合宿形式で行う、ビジネスプランコンテストと研修会です。実現したい夢(ビジネスプラン)をプレゼンし、社長の山崎さんや社外取締役の方々から、経営者目線、投資家目線でその事業が成り立つのか意見やアドバイスをいただける会議です。そして見事優勝すると、事業化に向けて本格的に動き出すチャンスをもらえる、まさに「夢」のような会議です。
ビジネスプランコンテスト当日まで
ビジネスプランコンテストは、全温泉道場社員を対象に公募します。つまり、手を挙げれば誰でも出場のチャンスがある、温泉道場ならではの社内イベントです。本番の3カ月前に出場者を募集し、9月、10月の2回の予選を経て、4名の出場者が決定しました。
出場者とテーマはこちら!
おふろcafé utatane 料理長 長瀬哲大さん
「(自称)世界一のおつまみで美味しいビールを飲ませる」
おふろcafé utatane 副支配人 飯田真広さん
「アウフグースランド計画」
ビジネスプロモーション本部 ブランドデザインラボ 星成美さん
「おふろcafé 学童 〜親子の新しい「当たり前の形」を創出する〜」
秩父湯元 武甲温泉 佐伯研童
「せんとうcaféの開業 〜鹿児島でお風呂屋をする夢に向けて〜」
例年の夢会議だと、1日目にプレゼン発表、2日目にレクリエーションが行われるのですが、今回は2日目にプレゼン発表が行われました。なので、前日の夜は最後のプランを詰める時間に。温泉道場監査役の伊東さんにアドバイスいただきながらお互いのプレゼンを聞き、内容をブラッシュアップしていきます。4名それぞれプレゼン内容は違いますが、共通でぶち当たる壁があったり、プレゼン中では聞けなかった熱い思いを語り合ったり、参加者同士で一致団結する様子が印象的でした。最後までやり抜こうという姿勢、かっこいいです。さあ! あとは本番で出し切るのみ!
いよいよ!ビジネスプランコンテスト当日
いよいよ当日。温泉道場の社外取締役やステークホルダーが参加し、投資目線、経営目線、銀行目線、様々な視点からの質疑応答が飛び交います。発表者は、緊張しながらも、自分の生い立ちやなぜこの夢をやりたいのか、を熱く語りました。
ただの「夢」物語を語るだけでは審査は通りません。なぜ温泉道場でやるのか、数字的根拠はあるのか、プレゼンを見る審査員の目はかなりシビアです。しかし、これは本気で事業を応援したいからこそ。
そして4名の発表が終わり、厳正な審査が行れました。結果、武甲温泉 佐伯さんが「一緒に物件探しま賞」を受賞しました。武士のごとく着物姿で現れた佐伯さん。新しいおふろcafé 業態をやりたいというプレゼンは過去にもありましたが、実際に物件を探したという点と、佐伯さんのプレゼンテーションに皆引き込まれたという点が評価されました。おめでとうございます!!
夢会議の目玉 〜アクティビティ編〜「リアルケイドロ」
夢会議は、ビジネスコンテストだけではありません。参加者が、新規事業立ち上げの知識をつけたり、普段の業務では体験できない経営的な思考を養うための場でもあります。ということで今回は特別に「リアルケイドロ」を開催しました。「ケイドロ?」「走るの?」と思いますが、「走ってはいけない」本気の捜査シミュレーションゲームです。元埼玉県警捜査一課で、テレビのコメンテーターもされている佐々木成三さんが企画・監修したアクティビティで、今回特別に開催していただきました。
フィールドは街中。2チームに分かれて、街中に潜む泥棒を早く捕まえた方が勝ちです。チーム内の役割も本物の刑事さながらに「捜査班」と「刑事班」で分かれます。今回捜査班を仕切る「捜査班長」は1年目メンバーや3、4年目の副支配人メンバーに経験していただきました。リーダーが指揮を取らないと、捜査は進みません。捜査班から刑事班への指示をする際も、簡潔で適切な言語化が求められます。役割分担をして、リーダーが指示を出す、それぞれの刑事や捜査班はしっかり報連相をする。まさに組織で求められる能力が試される全く新しいゲームです。
ゲーム終了後は、この「リアルケイドロ」を温泉道場の施設で開催するとしたらどうするか、をチームに分かれてワークを行い、発表。温泉道場は、店舗の企画・販促も全て自社で行っているのでそれを実践的に学べる機会になりました。街中を歩き回ったので皆さんヘトヘトです。。
夢会議の目玉 〜アクティビティ編〜「格付けチェック」
疲れた後は、美味しいご飯、宿泊が待っています。しかし、この宿泊部屋をかけた熱い戦いが……。
その名もO Park OGOSE 料理長の関根さんプレゼンツ「格付けチェック」。優勝チームはなんとO Park宿泊部屋の中でも一番高額な「サウナスイートキャビン」に泊まることができます。これは負けられない。山崎さんの計らいで、昨年同様、「飲食専門チーム」「役員チーム」など絶対に負けられないチームをあえて作りました。さらなるプレッシャーがかかります。
ルールはシンプル、ワインやお食事を目隠しで味わい、2つのうちどちらが「高級品」なのかを当てます。普段、美味しいものを食べている人たちなら楽勝!と思いきや、一筋縄ではいきません。飲食・役員チームが軒並み間違えるなどの大波乱!! 結果は、新卒女子メンバーが優勝という下剋上が起こりました。
会場は大盛り上がりで幕を閉じ、立食ディナーも開催。ただのディナーではなく、来期以降に店舗で行うフェアやシーズンメニューの試食会も同時に行われました。楽しく、本気でそして生産性高く、温泉道場のモットーでもあります。
夜はテーマごとに部屋に分かれて、「お部屋で語らnight」を開催。「お酒テイスティング」部屋、「お風呂・サウナを語り尽くす」部屋、「格付けチェック反省会部屋」など、ある一つのテーマに沿って語り尽くすイベントも開催しました。普段は交流できないメンバーとの時間を過ごせました。
最後に
夢会議は、創業当時からずっと続いている温泉道場伝統の社内イベントです。冒頭にもありましたが、誰でもチャレンジできるという点が他にはない魅力です。私も昨年手をあげたことで、自分の将来をひらくきっかけにもなりました。ビジネスコンテストという場では、良くも悪くも他の参加者や審査員は「敵」に見えてしまうこともありますが、そんなことはなく、実は夢を応援してくれる「味方」です。手をあげればチャンスはやってきます。来年度、「夢」を形にするのはどなたでしょうか。
みなさんも温泉道場で夢を現実にしませんか。野望をもつメンバーが来てくれることを心待ちにしています! ぜひ一度、温泉道場のメンバーと話してみたい! と思った方は、通年で行っている採用イベントにお越しください。