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〈旅行補助金制度あり〉湯治休暇と5連休制度でいつもよりちょっと贅沢な旅行

渥美 海人

こんにちは、渥美です。

デザインの大学を卒業後、本社のブランドデザインラボに約1年間所属し、現在は埼玉県ときがわ町にあるときたまひみつきちCOMORIVER(以下:コモリバ)でホテリエとしてサービスを提供しながら撮影やデザイン業務をしています。

お店の空間づくりやHP・ロゴ作成などのデザイン業務でブランディングに関わっている私が、社内制度の「湯治休暇」と「5連休制度」を活用したちょっと贅沢な旅行を紹介します。

湯治休暇と5連休制度とは

お店のブランドづくりや、お客さまに良いサービスを提供するために大切なのは、新たな発見やアイデアを生み出すためのインプット量。温泉道場では実際に足を運んで「本物に触れる」体験をすることを重要視していて、そのための制度が用意されています。

湯治休暇

2泊3日以上の旅行の宿泊費を最大3万円まで会社が補助し、様々な分野での見聞を広げることを支援しています。湯治休暇に有給休暇や公休を組み合わせて連休を取得して、視察も兼ねて長期で海外リゾートに宿泊することもできます。

5連休制度

温泉道場では年間で5連休を2回取得することが義務づけられています。短期間の休暇では回復しきれない疲労の解消を図ることも目的としています。それぞれの休暇をいつ取るかはお店の状況を見ながら自分で決められるため、旅行補助がある湯治休暇と5連休制度を組み合わせながら宿泊料金が安い閑散期の平日を狙ってお得に良い体験をすることができます。社内では全国各地に行ったことがある人が多く、おすすめの場所や施設を紹介してもらえることも旅を楽しむポイントです。

湯治休暇で瀬戸内海1周旅行

湯治休暇を活用して昨年の1月に5連休を取得してレンタカーで3泊4日の瀬戸内海1周旅行をしてきました。

広島県尾道市▷しまなみ海道▷愛媛県今治市▷直島▷豊島▷岡山県倉敷市

旅のテーマは「島巡りとアート」。海を眺めながらアートに触れてリフレッシュすることと、初めて足を踏み入れる場所で新しい体験をすることを目的に、様々な場所を訪れました。

デザインとの出会い

新幹線を降りレンタカーを借りてまず向かった先は、広島県の尾道市にある複合施設のONOMICHI U2。海沿いの元海運倉庫をリノベーションした巨大空間の中にホテルやベーカリー、サイクルショップがあり、空間を活かしたサインが特徴的でした。

その中でも海に面したテラス席の空間がとても好きになりました。コモリバの秋シーズンで清流に面した川床エリアの空間をリニューアルする際に、ONOMICHI U2のテラス席のような、目の前の川を眺めながら何もせずにずっといたいと思える空間にしたいなと考えながら、地元ときがわの木材を使って空間を作り上げました。今ではコモリバの人気焚き火スポットになっています。

▼秋シーズンでリニューアルした川床エリア

宿泊業への一歩

1泊目の宿は生口島の瀬戸田町にあるSOIL Setoda。SOIL Setodaは2階が海を眺められる宿泊のお部屋、1階は地域の方も気軽に立ち寄れる食堂になっていて、町の「内」と「外」をつなぐ港のような施設でした。夜は歩いてすぐの場所にある銭湯 yubuneの入浴券をいただき、移動の疲れが一気に回復しました。大学時代から地域を盛り上げる活動に興味があったこともあり、瀬戸田のまち全体も含めて今でも個人的に今まで訪れた宿泊施設の中で一番好きな宿で、私が宿泊業に興味を持つきっかけにもなりました。

地域の人との交流

旅行の楽しみの1つがその場所を散策してお店を巡ること。アートを巡りながら直島を歩いていると、かえるとイルカというリユース施設に出会いました。

直島では引っ越しで島を出る人多く、その人が引っ越しをする時に持っていかないものを「いるか?」と言っていらないものを提供し、新しく島へ引っ越してきた人が生活に必要なものを無料で持って「かえる」場所として誕生したというお話をいただきました。中にはベビーカーやゴルフクラブもあり、それぞれのものにストーリーがあって美術館のようなとても面白い場所でした。その地域ならではのお話聞くことができ、地域の人との交流や新しい出会いも旅行の魅力です。

新しい趣味

旅の最後は倉敷市にある浮サウナでととのい体験。浮サウナでは目の前に瀬戸内海が広がり、絶景を眺めながら素敵な時間を過ごすことができました。その後も全国各地のアウトドアサウナを巡るようになり、今では私のこんなサウナ体験をしたいという想いを詰め込んだアウトドアサウナフェスを開催しています。新しい趣味がお仕事になる、そんな出会いを旅先ですることができます。


▼RIVER SAUNA FES in COMORIVER

▼NORDIC SAUNA FES in COMORIVER

5連休で地元静岡巡り

5連休をいただき、地元に帰る途中に寄り道しながら地元静岡を巡りました。
湯河原▷箱根▷伊豆半島▷牧之原
旅のテーマは「お茶と自然のリトリート」。コモリバのブランドについて考えるタイミングでもあり、本物の自然の中の過ごし方を地元の特産品のお茶を楽しみながら体験してきました。

ちょっと良い体験

一泊数万円する箱根リトリート föreのサービスを体験。通常の平日の利用で、他の利用者も少なくゆったり過ごすことができました。

到着するとすぐにホテルスタッフさんが駐車場まで迎えにきて、丁寧に施設の案内をしていただきました。夜は薪火を使ったコースディナー、朝は朝食ブッフェ。チェックインから自然を眺めながら緑に囲まれた中で過ごし、朝から温泉で温まりとても良い1日でした。旅行の繁忙シーズンをはずして利用することで、お得に良い体験ができることも温泉道場の5連休制度の魅力です。

地元の新しい発見

Instagramで巡る場所を探してみると通っていた高校から近くに大地の茶の間という場所を見つけました。私の地元牧之原市は日本でも有数のお茶の産地の牧之原大地があり、そこの茶畑の中に茶の間空間が広がる場所でした。地元のお茶農家さんに案内していただき、季節のお菓子や果物のセットと数種類のお茶の中から好きなお茶を選ぶことができます。今回は朝7時からの時間で、茶畑の静かな場所で日が昇る駿河湾を望みながらゆっくりと時間を過ごしました。久しぶりに地元に戻ることができ、新たな出会いもありとても良い帰省旅になりました。

社内制度を活用して休暇と新しい体験を

長期休暇をとりながら新しい体験をして、普段とは違った非日常の時間を過ごす中で、新たな自分の発見に繋がりました。またその体験が今後のアイデアを生み出すきっかけにもなります。

今年の湯治休暇は3月中旬に春の東北地方1周旅行を計画しています。今からとてもワクワクしながら行き先を探し中です。次の長期休暇もリフレッシュするともに新しい体験をしていきます。

渥美 海人KAITO ATSUMI

Department
ときたまひみつきち COMORIVER(コモリバ)/ビジネスプロモーション本部
Position
ブランドデザインラボ/マネージャー/デザイナー

静岡県出身。新潟県の大学に進学し、埼玉県にある温泉道場に新卒で入社。大学で所属していた研究室や大学祭実行員会で地域を巻き込む活動や場づくりに興味を持ちました。専攻していた建築や空間のデザインだけではなくデザイン全般が好きです。

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