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「ただのデザイナーではない」自分になりたかった、ローカルベンチャーに入社した新卒3年目の挑戦

馬部桃花

おふろcafé 湯守座にて店舗デザイナーとして働く西川未夕さん。新卒3年目になって感じる想いについて聞いてみました。

業務内容について

――いまどんなお仕事をされていますか?

店舗運営などの現場業務と、デザインに関する業務です。比率でいうと、店舗運営:デザイン業務=6:4くらいで行ってます。店舗運営の現場業務では、館内をまわってフロントでの接客や館内の清掃などをしています。デザインに関する業務ですと、お店の中のポスターやPOPなどの制作や、印刷物の発注管理、それから各シーズンのイベントの企画・運営などがあります。

たとえば、春は新しいことにチャレンジする方も多いので、「シン・ワタシ」というテーマで、新しくおふろ屋さんやサウナにチャレンジする人を応援するお店作りをしました。そのテーマに合わせて、館内でどんな行動をして、どんな気持ちになってもらいたいかを考え、装飾を行ったり、企画・イベントを考えたり、メニューのアイデアを出したりしています。売店でも、サウナ初心者の方のためにバッグの中にサウナマットやサウナハットを入れてみたり。そして、そのテーマが伝わるようにポスターやPOPでお知らせをしていきます。

――どんな時にやりがいを感じますか?

シンプルに、「成功したな」と思った瞬間です。自分で企画をしたり、制作をしたりしたものがお客さまに「ウケている」と体感できたときに、そういった気持ちを感じます。それが、目の前のお客さまの反応からも、店舗の売り上げなどの数字からも、両方から感じることができるのが嬉しいですね。

たとえば、この前のゴールデンウィークは、縁日を行いました。夏もお客さまに楽しんでいただけて、店舗の売上を伸ばせるイベントを考えているなかで、ゴールデンウィークは縁日を実験的にやってみよう、という話になったんです。そして、2階のエリアを使って、射的や輪なげ、わたあめといった縁日の体験ができる空間を作りました。全く新しい試みだったので、新鮮な気持ちになりましたし、実際にたくさんの方々に楽しんでいただくことができ、嬉しさを感じました。

あと印象的なのは、風車の装飾を行ったときでしょうか。DIYで行いました。装飾という域を超え、制作から始める感覚で、楽しかったですね。

学生時代に考えていたこと

――学生のときは、どんなことを考えながら就活をしていましたか?

自分は学生時代のときにデザインを学んでいました。ただ、デザイナーになりたくなくて。デザインって、「作っておわり」になってしまうと学生のときに感じて。そこで手放してしまうのが、寂しいなと思っていました。なので、デザインの先の、お客さまに届けるところまで見届けたい。ただ、自分が身に着けたデザインの知識や能力は発揮したい。そういったことを考えていました。

自分が「机に座ってパソコンに向き合ってずっと作業をしている」というイメージもわかなかったんです。インテリアデザインについて学んでいて、不動産業界も考えたのですがピンと来ず。デザインもやりながら、いろいろと動き回って仕事もできる。そんな職場を探していました。

旅する温泉道場との出会いは、「おふろcafé 湯守座」に、大学3年生のころはじめて行ったときです。入館してみて衝撃を受けました。お店の雰囲気や装飾、掲示物がおしゃれで。温浴施設のイメージが覆されました。それから、「自由度が高そう」「楽しそう」という印象を受けました。そこで、「私もこういう空間を作りたい」と感じました。

お店のことについて調べると、湯守座に関して話している社長の宮本さんの記事を発見しました。そのコラムもまた衝撃的で。それからどんどん会社にも興味が湧いて、求人を調べてたのですが、そこで掲げられていたのが「集え、変わりもの」というフレーズで。それを見て、「ここしかない!」と思いました。

自分自身「変わっているね」と言われることがよくあったのですが、それをコンプレックスに感じていました。長所も短所も表裏一体だとは思っているのですが、「普通の道から外れてしまっている」という感覚があり、悩んでいました。でも、この会社はそんな人たちに「集え」と呼びかけている。それが私の居場所になるのではないか、受け入れてくれるのではないかと感じたんです。

――ローカルベンチャーへの入社に、不安はなかったですか?

お店の成長とともに、自分も成長できたら、という想いで入社をしたので、ルールやマニュアルが完成されていないことはむしろやりがいに感じていました。

――実際に入社してみて、どんなことを感じましたか?

面白い方がたくさんいる会社だなと感じます。いろいろな人が集まっていて、それぞれの特徴的な視点や知識をかけ合わせてお店作りができるので、飽きないですね。前職が警察官や消防士だったメンバーもいるし、舞台・演劇をやっていたメンバーもいる。おふろ屋さんとはかけ離れた職種にも思えるかもしれませんが、例えば消防士だったメンバーは、トラブルや緊急・応急対応にとても長けていて参考になります。

個性豊かなメンバーに共通するのは、「好奇心旺盛」という部分でしょうか。「あれもこれもやってみたい」という方がとても多いです。そして、その好奇心をお仕事に活かしています。

今後の展望

――西川さんが今後やってみたいこと、挑戦したいことを教えてください。

自分はまだ、デザインに自信がないんです。今は基本的には、お店の中でお客さまに見てもらうデザインの制作に携わっていますが、より多くの人に届くデザインに携わりたいです。私が作ったものを、もっと多くの方が見てもらえるよう、頑張ります。自分が現場で働いているからこそ、どうやってデザインがお客さまに届くのかがわかると思うので、デザインのスキルを活かしながらマルチに活躍できるようになりたいです。

――読んでくれている方に、メッセージをお願いします。

自分のやりたいことや目標を、常に胸に刻んでおくのがいいと思います。どんな選択肢をとるにしても、なんとなく「入社する」「仕事する」のではなく、目標があったほうが燃える!と思っています。

――ありがとうございました!

馬部桃花MOMOKA UMABE

Department
管理部
Position
副室長

北欧エストニアのタルトゥで交換留学生として1年間過ごし、北国の風景とエストニアのサウナ文化に心を奪われる。エストニアに関わる仕事をするため、温泉道場に入社。
知と知、経験と経験、偶然と偶然がつながる感覚が好き。
座右の銘は「幸福度は移動距離に比例する」。
人生の伏線をできるだけ張り巡らせるため、移動を大切にしています。

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