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“変わり者”たちが信用金庫の研修に!? 飯能信用金庫さまとの人材交流に行ってきました

戸敷 宗太郎

こんにちは! ときたまひみつきちCOMORIVERの支配人、戸敷です。秋が近づいてくると、美味しいものを食べながらのんびり旅行にいきたい。そんなことを思う日々です。(あ、そろそろ海外にも行きたい!)

さて、昨年からの取り組みである、飯能信用金庫さまと温泉道場の人事交流が今年も開催されました。(昨年の様子はこちら) 9月5日から5日間、温泉道場の支配人級以上のメンバー4名がお邪魔させていただくことに。普段、着慣れないからか、スーツが似合わない!!!

銀行や信用金庫の職員の方が企業に研修に行くことは比較的あることかもしれませんが、事業会社の社員が信用金庫に研修に行くというのはとても貴重な経験。本当に行っていいのだろうか、“変わり者”な私たちが行ってご迷惑をかけないだろうか。。。 そんなことを考えながら初日を迎えました。

初日は本店で研修

まず、初日は本店にて、金融業界のことや、昨今の情勢を金庫のみなさまがどのように捉えていて、どんなことを日々の仕事で感じているのか講義をしていただきました。出てくるワードや、数字が普段自分たちの見慣れたものではないため、とても興味深く、前のめりで聞いてしまいました。その後には、本店内の部署をツアー的に回らせていただき、それぞれの部署がどんな役割なのかを教えてもらいました。お昼は、飯能信用金庫のみなさま行きつけの場所で美味しいお食事を!

名称未設定

飯能信用金庫のみなさまはこんな仕事内容や環境で1日を過ごされているんだなぁと感じながら初日を終えました。

2日目以降は、それぞれの支店へ

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2日目からは、支店に勤務して業務を見させていただきます。そこでは、営業に同行させていただいたり内勤と言われる信用金庫内の事務の作業をさせていただきました。私がお邪魔したのは青梅東支店。金庫内でも融資額が大きい店舗ということで、まずは営業のみなさまとお取引のある企業さまのところへ足を運んでお話しをさせていただくことに。

期待と不安でドキドキしつつ、「これって半沢直樹みたいな感じですね!」と言ったら「そうですね。あんなに過激なわけじゃないけど(笑)」と。

実際、大きい工場を持たれている会社や小さい町工場。そして、個人のお客さまと幅広いジャンルのお客さまとお話しをさせていただく時間。飯能信用金庫のみなさまが、それぞれのお客さまにかける言葉のひとつひとつが温かく、応援している気持ちがひしひしと伝わってきました。車を運転しながらも、常に「こんなアイデアどうかな?」なんて考えているそうです。

はんしん2

訪問先では、温泉道場の仕事についてもご紹介させていただく機会をいただきました。同行時は横で仕事を見させていただくんだろうなと想像していたので驚きましたが、そこから「こんなこと一緒にやってみませんか?」なんてお話も出てきたり、とても有意義な時間になりました。帰りに「喋らせてもらって、すみません」とお伝えすると「いえいえ、実はこちらこそありがとうございます」と。「銀行や信用金庫は、お金の貸し借りだけではなくて、こうして企業さま同士を繋げることで喜んでいただくなんてことも大事なんです!」
なるほど、そんな役割もあるのか、素敵だなぁと、すごく共感して納得しました。

翌日の内勤では、窓口での対応。そして預かったものをどのように処理しているのかといった裏側の業務を見せていただきました。率直な感想は、整理整頓されていて綺麗! 今まで自分たちが記入して提出していたものはこんな流れになっているのか、と目から鱗でした。作業をさせていただきながら横でベテランの行員さんとお話しをしていて、昔の金融業界と今の金融業界の仕事の違いについても教えていただき、普段とは違う視点から世の中の動きを学べる時間でした。

はんしん4

そこには勝手なイメージとのギャップがありました

研修に来る前は、金融機関ってもっと事務的でドライな雰囲気と勝手に思い込んでいました。実際に働いてみると、笑顔が溢れ、温かい雰囲気がずっと漂っている楽しい時間でした。チームの目標や、お客さまから得た情報を他のメンバーとシェアしたり、コミュニケーションも非常に活発です。それぞれが担当しているお客さまについて、担当ではない他のメンバーがすごく詳しいということにも驚きました。支店長は「チームワーク」をすごく大事にしているとおっしゃっていました。

研修最終日はプレゼンの時間

最終日は再び本店にて、この期間の学びをプレゼンさせていただく時間。4名が学んだことをシェアしながら、我々なりの気づきを金庫のみなさまに伝えをさせていただきました。
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ありがたいことに「視点がおもしろい。勉強になります」と言っていただきました。でも私たちのほうが大きな学びになったことは間違いありません。民間企業と信用金庫、立場は違えど、“地域社会の発展”というミッションは全く同じと感じました。だからこそ手を取り合えることがあるし、教え学べることが多いんだろうなと。来年もまた違うメンバーがこうしてお世話になれたら嬉しいなぁと思います。

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5日間、本当にありがとうございました!


集え、変わりもの。
温泉道場グループ通年採用、エントリー受付中。
https://onsendojo-career.com/

戸敷 宗太郎SOTARO TOJIKI

Department
おふろcafé 白寿の湯
Position
副支配人

宮崎県出身の1994年生。東洋大学国際地域学部国際観光学科卒業。18歳の時に東京に来て、都会の眩しさに目がくらむ日々。それでも地元で仕事を作るという夢をかなえるため、大学在学中に観光業を勉強する傍らNPO法人ETIC.にてインターンシップを行い、町づくりや地域の起業家たちのことを学ぶ中で温泉道場と出会う。現在は、埼玉県ときがわ町の皆様と地域を盛り上げるために、「ときたまひみつきちCOMORIVER 支配人」として奮闘中。趣味はNBAやBリーグ観戦。特技は「神楽」の舞。好きな食べ物は「あんこ」です。

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