こんにちは!
おふろcafé ハレニワの湯の佐藤瑞実(たまみ)です。
2021年8月より、飯能信用金庫さまと株式会社温泉道場の人事交流(トレーニー派遣)がスタートしました。そんな始まったばかりの研修に9月の5日間参加して参りました。
温泉道場から派遣されたのは4人のメンバー。飯能信用金庫さまの各店舗に配属になり、営業同行や内勤などを経験して異業種の職場を学び、今後に活かしていくための研修。私が配属になったのは4番目に歴史が古いという日高支店でした。
支店について早々「熱烈歓迎」の文字が・・・。こういったところからあたたかさを感じ、すこし緊張がほぐれました。
信用金庫とは
研修初日には理事長の松下さまから直接お話を伺う機会をいただきました。とても有り難いです・・・。
信用金庫は仲間内での助け合い(相互扶助)から来ているのだそう。なので、信用金庫は中小企業を助ける、徹底的に地域に根差しているという特徴がある、という説明をしていただきました。
私自身は、これまで「信用金庫」について店舗での入金業務やATMでしか利用したことがなかったため、銀行との違いなどを具体的に考えたことはありませんでした。1日目のお話を聞いて、頭で「そうなのかあ」となんとなく思っていたことが、実際にその後の営業同行ではっきり理解できました。
営業同行に行きました
2日目の研修で営業に同行させていただいた時に、お客さまとの雑談をとても大切にしていると感じました。雑談でコミュニケーションをとりお客さまの近況を知ることができる、そして情報提供や交換をすることができるというのを感じられました。親身になってお話を聞くことで信頼を得て「この方に任せよう」と思ってもらえるのだと思います。
自分の店舗に置きかえて考えると、普段のコミュニケーションからお客さまとの距離が近づいて、それが再来店してくれる動機にもなると感じています。まずはお客さまと信頼を築く。営業をされていた皆さまの伝え方、お客さまとの距離の取り方はすごく勉強になりました。
数字をつかった朝礼
取り入れたいなと思ったことは数字を取り入れた朝礼のやり方。日高支店さまの朝礼では、大きな目標に対しての個々の目標・ノルマがあり、それぞれどんな状態なのかを確認し、それをどうしたら達成できるのか具体的なアドバイスを伝える。そうすることで個人としても全体としても、モチベーションが保たれるし、現状把握が明確だから、その日にどういったアクションをすべきかがわかりやすい。自分の店舗でも数字を意識した朝礼、行動ができるようにしたいと思います。
金融業とは「時間を売る」商売
(日高支店:営業部のみなさん)
金融機関の業務を実際に見ることで社会の中でお金がどう回っているのを知ることができました。実際に融資という形でお金がまわっているところを見て、借金というものは必ずしもいけないものではなく、未来への投資なのだという事がわかりました。お客さまから預かったもの(貯金)を、代わりに必要な人に融資する。そういった当たり前かもしれない事も、実際に体験して目で見て初めて腑に落ちました。
1円たりとも過不足があってはいけない! それが金融業
「1円たりとも過不足があってはいけない!」というのは自店舗でもそうですが、やはり信用金庫で内勤業務を経験したときも、それを感じました。念入りに2度3度と確認をして初めてお客さまの元へ届ける。お預かりをする。さらに、情報やお金の管理の徹底も整頓もしっかりされていました。
そして、金融といえばやはり札勘定(!?)。縦勘定と横勘定、両方のやり方を教えていただきました。これがなかなか難しい・・・
最後の締めは札束勘定とプレゼン
研修最終日では札勘定大会も行われ早く正確に枚数を数えました。これが本物のお金で絶対に間違えてはいけない場面だと感じると一層のプレッシャーですね。
最後は、各自の気づきや改善点、自店舗で取り組みたいことなどをプレゼンで発表する時間を設けていただきました。温泉道場の社長やHR&カルチャー室のメンバー、飯能信用金庫さまの役員の方々、派遣先の支店長などが多数見守るなか、大緊張の中プレゼンさせていただきました。
こんな感じで、飯能信用金庫さまとの人材交流は大変学びの多い5日間でした。
研修に行く事が目的ではなく、帰ってきて成果を出してこそ、初めて研修に行ってきて学んできたと言えると思っています。今回の研修で学んだことを他のメンバーへ伝え、店舗の改善をできるよう努めていきます!