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こんにちは、温泉道場外部ライターの古性のちです。
ここ1年ですっかり世の中は変わり、私自身の働き方や、周りにいる友人の心境などもずいぶん変わったなあと感じています。
温泉道場では2020年4月に入社した9名の新卒メンバーが活躍しています。入社からもうすぐ1年。彼ら、彼女たちにとっても怒涛の日々を送っていたのではないでしょうか。
このシリーズではそんな2020年入社の新卒社員たちに、働き方や温泉道場に入社を決めた理由、入社当時の思いをインタビューしています。
7人目は和田 ゆかり(わだ ゆかり)さんです。
奈良県出身。新潟の大学で、デザインと文化財保存について学んでいました。新しいものも、古いものも好きです。音楽、地域文化、モノ選び、てづくり、運動が好きです。特に、ご年配ウケがよく、いろいろな方に甘やかされてきました。
たくさんの人に愛されるように、これからがんばります! どうぞよろしくお願いします。
店舗からデザイン室へ移動。空間デザインからSNS運用まで幅広く担当
— 和田さんよろしくおねがいします。まずは温泉道場でどんな仕事をしているか教えてください。
よろしくお願いします。わたしは入社当初は埼玉県熊谷市にあるおふろcafé bivouac(以下ビバーク)で勤務していました。その後、夏にデザイン室に異動して、現在は空間デザインなどに携わっています。入社して3カ月で部署が変わったので驚きましたが、もともと大学は建築の学科でまちづくりのデザインを学んでいたので、興味のある分野に携わることができてとても嬉しいです。ちなみに学部は違うのですが同期の水谷さんや安原さんと同じ大学出身なんです。
— 同期に2人も同じ大学出身がいるとなんかこう、よき友人でライバル!みたいな存在になりそう。デザイン室では具体的にはどんな仕事をしていますか?
そうですね…。一番印象深かったのは、安原さんと一緒にした仕事で、越生町にある施設「O Park OGOSE」のレストランの、内装を任せてもらったことかなと思います。予算30万円の中で工夫しながら、「森の中」をコンセプトに全面的に空間を作りました。
— 新卒からそんな大きな仕事を任せてもらえるんですね…!
そうなんです。納期は1カ月ちょっとで、私と安原さんの新卒ふたりが中心になって…! いろんな人に相談に乗ってもらいながら、フェイクグリーンをたくさん注文したり、とにかく必死で作り上げました(笑)。なかなかできる経験ではないので、とても勉強になりました。
ほかには定期のお仕事では、イベントのカレンダー作りや、店舗のinstagramのSNS運用を任せてもらったりしています。大学時代にはデザインソフトを使ったことがなかったので、PhotoshopやAdobe Illustratorを実践で勉強しながら覚えていっている感じですね。やりがいがあります。
温泉道場を知ったきっかけは好きなサイトのバックナンバーから。地域と密接に関われる会社を探していて
— 温泉道場との出会いはどんなきっかけだったのでしょう?
日本仕事百貨という、世の中の、いろんな生き方や働き方をしている人にフォーカスしながら、インタビュー形式でその会社や人を紹介している求人サイトがあるのですが、昔からそのサイトが好きでよくみてたんです。バックナンバーを眺めていたら、その中で温泉道場を偶然見つけて。もともと就職は地域に密接に関われるところを探していたので、「これは!」と思いました。
— 地域系に絞っていたのはどんな理由からだったのでしょうか?
大学3年性の時に、新潟の長岡から車で30分程行ったところの集落に住んでいたことがあるんです。集落を取材して雑誌を作る、というプロジェクトだったのですが、滞在していた昔ながらのお家にはお風呂がついていなかったんですね。なので毎日誰かのお家にお邪魔して、お風呂を渡り歩く生活をしていたんです(笑)。人の生活に入り込んで生活することや、そこに暮らす人とのコミュニケーションがなんだか暖かくて、心地よかったんです。そこから「地域」というキーワードにより心惹かれるようになりました。
そこから就職活動時は「まちづくり」「リノベーション」「コミュニケーション作り」あたりをキーワードに探していました。
入社の決め手は「すでにあるものを活用して、面白いものを作っていく」の考え方と言葉に惹かれて
— そこから温泉道場に就職を決めたきっかけは何だったのでしょうか?
決め手は温泉道場のブログを読んで、が大きかったかもしれません。ゼミや、楽しそうな取り組みをたくさんしていたことがとても印象的でした。もともとお風呂が好きだったこともあったので、関わりたいコンテンツがたくさんあったんです。そこから興味を持って、おふろcafé bivouacで開かれていた説明会に出席しました。そこで代表の山崎さんが言っていた「新しく何かを作るよりも、今すでにある建物や資源を活用して面白い取り組みをしていく」という話に共感し、私も参画したいなと思いました。
— 山崎さんの人柄に惹かれて入社する人がやはり多いですよね。実際に入ってみてどうですか?
実は入社してしばらくは自分の立ち位置をどこに置いていいか、というところで少し迷子になっていたんです。だけど、デザイン室に異動して、とにかく会社の成長に合わせて仕事がガンガンくるので「立ち止まって考えている場合じゃない。動きながら考えて、高速で強くなろう!」と思い、今は吹っ切れて目の前のことをコツコツとこなしています。あとは自分が思っていたより自己管理力が求められるな、と…! 現場はタフでないとどうしてもしんどくなってしまうし、とても強くなりました。鍛えられているな、と感じています。
友人に話せる「仕事」がたくさんある。色々挑戦させてもらっているなと実感します
— 今いちばん温泉道場でやってみたいことはありますか?
今本業とは別で、会社のプロジェクトチームに3つ入っているんです。クラフトビール、サウナグッズ、お寺や観光、と全然違うジャンルのものなのですが、これらを通して自分の趣味がとても広がりました。
— 本業も忙しい中、プロジェクトも掛け持ちしている和田さんですが、和田さんにとって仕事はどんな存在ですか?
学びを得られる場です。今はめちゃくちゃインプットをしている時期だなあと感じています。引き出しが頭の中にどんどん増えている感覚がすごく楽しい。今の環境は良い意味で、仕事と趣味の境界線が曖昧な場所だなあと感じています。
— 最後に、温泉道場の好きなところを教えてください
気軽に上司と相談できる環境を作ってくれるところ。「困ったらすぐ相談してね」という雰囲気が伝わってくるんです。一番嬉しいな、と感じているのは友達に「今どんな仕事をしているの?」と聞かれた時に、答えられることがたくさんあるんです。その時に、ああ、今自分はこんなに色々経験させてもらっているんだなあ、と実感します。チャレンジできる環境があるって、すごくありがたいです。
ー すごく良い話をありがとうございました! これからの更なる活躍を楽しみにしています。
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