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【世界湯ったり紀行Vol.6~宮古島編~】日本最南端の温泉で骨まで癒される

古性 のち

んみゃーち! 世界中の温泉をふらふらと訪れている、旅ライターの古性のっち(@nocci_84)です。

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わたしは今回、フリーランスが一緒に暮らすように旅をする「旅、ときどき仕事」という企画の一環で、南の楽園、「沖縄・宮古島」を9名のフリーランスとともに訪れています。

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Photo by – つるたま

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なんだこれ。さいこーかな?

まるで青春の1ページを送るかのような、爽やかでお洒落な日々。
朝日とともに目を覚まし、ゆったり町散策をしながら「今日もはやいねー」なんて町の人と挨拶を交わし。
町で人気のちいさなお洒落カフェでロコモコランチを決めたら、午後は透き通るように真っ白な海岸で読書。
そのままトロトロと溶けるような心地よい眠気に誘われて夢の中へ・・・。気づけば辺りはうっすらと、夕陽色に染まっていく。
ゆったり過ぎる南国ライフ。その生活をTwitterやInstagramに投稿して「いいな、私も行きたい!」なんてみんな言うから、なんだかちょっぴり優越感を感じちゃったりして。

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そんな次々投稿される仲間のお洒落ライフを見つめながらひとり、納期に追われどこにも行けずひたすらPCに向かい続けるわたし。
Photo by – つるたま

南の島にいるはずなのに、どんどん凝りかたまっていく肩。積み重なる深刻な寝不足。こうなったそもそもの原因は自分のスケジュール管理不足とはいえ、わたしこんな場所まできて一体何やってるんだろう感満載。

限界だったので温泉を探してみた

5日目の朝、片手に持ったiPhoneを見つめながらウロウロiPhoneを探していて「あ、もうこれそろそろ限界」と悟り、現実はPCの中に封じ込めて、温泉を探しにいくことにしました。調べてみたら、こんな温泉がHit。

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「モンゴル岩塩サウナ」
「ジャングルプール」
「展望風呂」
と心惹かれる要素がずらり。

そして何より「日本最南端の温泉」って 響きだけでめちゃめちゃそそられます。
宮古島の温泉は2箇所あって、ここともうひとつ、こぢんまりとした銭湯風の温泉。本当は地元民が集まるちいさな温泉へ行きたかったのですが、なんかもう色々自分を甘やかしてあげたかったのでこちらのリゾートチックな温泉を選ぶことに。

日本最南端の温泉「シギラ黄金温泉」へ

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来間島から車で20分ほど。宮古島の人気リゾート「シギラリゾート」の中にある温泉です。
リゾート地なのに入場料は意外とリーズナブルで大人は1200円。館内マップはこんな感じ。ジャングルプールは野外温水プールのような形になっていて、エリアによっては水着の着用が必須です。タオルは入場料込みなので、手ぶらでも安心。(アメニティもそろってました)

少ししょっぱめのナトリウム塩化物温泉で体の芯からぽっかぽっか

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お金を払って入り口をぐぐると、中にぽっかりと広い温泉が。しかも時間帯なのか、時期のせいなのか。広い温泉には5、6人の観光客しか見当たりません。まずは水着着用のエリア、「ジャングルプール」ゾーンへ。
宮古島には、今も色濃くアメリカの文化が残っているからなのか、温泉でも水着で入るこのスタイルが、今までの世界の温泉めぐりをふと思い出させてくれました。

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その名の通り、周辺はさまざまな緑や花に囲まれていて、南国感にあふれています。これこれ。これだよ。わたしが求めていた南国ライフは!

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泉質はナトリウム塩化物温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)のため、少しピリリとしょっぱめ。じわじわと足元から温まってきます。

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温泉の真ん中には最南端の文字が。来たら絶対撮りたい撮影スポット!

カフェや休憩スポットも充実

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遊び疲れたら日差しが弱くても気候が暖かいから、水着姿で寝ていても全然寒くありません。(わたしは2時間ほどここで睡眠)

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お腹が空いたらカフェテラスも。タコライスや宮古そばなど、宮古島の美味しいごはんが食べられます。

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お風呂(水着着用ではない方)は撮影禁止だったのですが「人が写らないようにささっと撮らせてもらっても大丈夫ですか?」と声をかけると「良いですよ〜」とのことだったので、ちょっぴりお邪魔して撮らせてもらいました。

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こちらのゾーンは3つのお風呂とサウナが完備されていて、男女別のゾーン。外の光がさんさんと降り注ぎ、お風呂の横にはピンク色のブーゲンビリアが咲きほこっていました。
ああ今わたし南国で贅沢なことしてるなあ・・・と、優越感に浸れること間違いなし。

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凝り固まった疲れも抜け、久々の外出にテンションが上がりまくるわたし。
この後疲れ果てて1時間ほど休憩所で眠りこけてしまいすっかり体が冷え切りました。せっかくの温泉の意味。

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更にはゆっくりしすぎて仲間が先に戻ってしまい、最終的に帰り道の交通手段をなくしたわたし。(町中までは車で30分ほど)お恥ずかしながらヒッチハイクをさせてもらったところ、通りすがりの宮古の方に町まで送っていただきました。
東京でヒッチハイクしてもなかなか停まってもらえなかった記憶があるから、3台目ですぐに車を寄せてくれたことにめちゃくちゃ感動しました。
本当、気候も人も温泉もすこぶるあったかい場所だ、宮古島。

宮古島に遊びに来られた際は、ぜひ立ち寄ってみてください♪

それではまた〜!ズミ!

アクセス

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市内から車で約30分ほど。タクシーも「シギラ黄金温泉」で大体通じます(2000円くらい)
ホテル「ブリーズベイマリーナ」「ウェルネスヴィラブリッサ」にご宿泊の方には無料送迎有り。

*アイキャッチ写真 / Photo by Mondo Yasuo

古性 のちNOCHI KOSYO

Department
Position
ライター

「旅、ときどき仕事」運営 / フリーライターの旅人✈︎ / 1989年生まれ。美容師→デザイナー→ライターと転職しました。17カ国まわって日本に帰国。今年念願の温泉ソムリエになりました。好きなお風呂は直島のあいらぶ湯。基本ふわふわと日本・世界を漂う生活を送っています。

Twitter - https://twitter.com/nocci_84
Blog - http://noccheese.hatenablog.com/

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