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焚き火の前でも、嘘をついてはいけない? 「かこむ仕事百貨・参加レポート」

小林 佳奈

こんにちは、温泉道場HR&カルチャー室の小林です。先日、「かこむ仕事百貨」という北軽井沢で行われた合同企業説明会に参加させていただきました。今日はイベント参加時の様子や、裏側をレポートしていきたいと思います!

かこむ仕事百貨とは

日本仕事百貨という求人媒体を知っていますか? 株式会社シゴトヒトさんが運営している採用媒体です。私も就職中は、よくページを見ていました。
いわゆる普通の求人サイトとは一味も、二味も違い、その企業のカルチャーにフォーカスするようなコラムや、働く人の魅力、価値観まで伝わってくるような“温度のある”媒体だと感じます。

そんな、日本仕事百貨に共感する企業が集い開催されたのが「かこむ仕事百貨」です。会場は、北軽井沢の雄大な自然に囲まれた「TAKIVIVA」。

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パチパチなる焚き火を囲みざっくばらんにお話をしたり、聞き役だけになってみたり。それぞれが、自分のペースで参加していて、とても心地の良い空間でした。色々な形の就活や、仕事探し、出会いがあるものだなと私自身も多くの気づきがありました。

1日目 |いざ、軽井沢

移動中にランチのため立ち寄った「LUOMU」。注文してから焼き上げてくれるピザは格別で、チーズや蜂蜜、野菜の甘みを存分に感じられる美味しさ。1人1枚、ペロッと食べてしまいました。

ピザ、本当に美味しいので食べてほしい…!

施設の外に広がるアートと自然の融合も素敵で、思わず集合写真も「全身でアートを表現しようか!」となり、この写真が誕生しました。個人的には、佐々木さん(右端)の佇まいが好きです。
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LUOMUの運営はTAKIVIVAと同じく「有限会社きたもっく」さんが行っており、どちらも共通して施設への愛情、地域資源へのこだわりを強く感じました。さらに、日本の自然の恵み自体が、産業としても可能性に溢れていることを教えてくれるような取り組みの数々。素晴らしいです。

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 “同志は、外にもいる”

無事に、温泉道場メンバーも集まり、1日目の参加企業同士の交流に参加。お互いを知る機会としてワークショップが開催されていました。名札もあえて、参加者の方と同じものを使用することで、垣根をなくしているそうです。宮本さんだけピンクです。IMG_3732 (1) IMG_4753

各チームに分かれてのお題は「新たな仕事作り」でした。別々の場所でディスカッションしていたはずなのに、各チームの発表タイトルに共通して「異業種交流」「人材シェア」が複数回出てきていたことが印象的でした。

他企業がどんなことに日々悩み、改善しているのか知ったり、フラットに繋がりたいという共通の気持ちや、課題感があることを発見しました。さらに、懇親会中もお話したことで、日々悩んでいるのは、私たちだけではないことに気づけました。社外でも共感し合える人がいることって、すごく嬉しい。それぞれが迷いながらも前に進み、何かをより良くしようとしている。

余談ですが、1位のチームの賞品は飲み放題券ということで…バッチリGetしました。初めましての関係性でも、チーム戦まですると一気に親近感が増します。「仕事も遊びもフルパワー」ですね。

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 “食べて、語りあって、シェアする”

「同じ釜の飯を食う」ではないですが、一緒にご飯を食べて、話して、笑いあったり、時には心配しあったり。この2年間は、感情や体験のリアルなシェアが難しい期間だったなと思います。友人や家族だけでなく、仕事の仲間においても、時間や体験を共有することって大事だなと再認識しました。会議室にいない方が、アイデアが色々でるし、緊張せずに話せる。不思議ですね。

そんなことも考えつつ、今回ご準備いただいたお料理は、どれも色鮮やかで美味しく、心もお腹もほっこりの連続でした。個人的には徳島県に行った際に虜になった、フードハブプロジェクトさんも出店されておりワクワクのご飯タイムでした。

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2日目 |焚き火のもとで、自分らしく

2日目は参加者の方をお迎えしての、企業説明会の本番。温泉道場からは社長の山崎さんのトークショーや、温泉道場副社長で旅する温泉道場社長の宮本さん、社外監査役の伊東さんも参加しての企業説明会を行いました。さらに、サウナカーと物販コーナーの出店も! ときたまひみつきち COMORIVERより、戸敷さん・藤崎さんが出店担当として駆けつけてくれました。

サウナカーの出張といえば、毎回何かしらドラマがあるのですが…やはり今回も途中でエンスト。無事に到着した時にはちょっとした、感動がありました(笑)


 

“何をやるかより、誰とやるか”

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山崎さんがよくお話してくださるワードの1つです。

パチパチ、モクモク。
焚き火を見ていると企業の中の人としてある前に個人としてどうあるべきか。どんな自分であったら、楽しかったり面白い人生だ〜!と思えるのか、なさおら考えてしまいます。

ふと隣をみると、サウナハットと、ポンチョを身につけた宮本さん。サウナカーの運営をしながら、笑顔でコモリバの魅力を伝える戸敷さん、藤崎さん。温泉道場の中でも、日々楽しそうに働いているメンバーの特徴は、「ちゃんと今を楽しめている」ことが共通点かなと思います。

誰と働いてみたいか。
もちろんすごく大事なことだと思います。でも、もしかしたらその前に、どんな自分であったら、そういう人たちと出会い、共に居られるかをセットで考えてみると新しい発見があるかもしれません。

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“サウナの中では嘘をついてはいけない”

これは、フィンランドのことわざです。焚き火を囲んでいる時も似たような感覚になりました。参加者の方とお話しているときや、質問に答えていただいているとき。その場にいる全員が役割は違えど自分の中にある言葉や、考えを素直に表現している。そんな雰囲気でした。焚き火のもとでは、取り繕わない自分のままでいられるようです。

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サウナカーでも同じような現象がおきていて、年齢や、肩書きなど関係なく語り合う様子がなんとも美しかったです。ソワソワしているな〜と思ってはいたのですが、気づいたら運営メンバーもサウナに…! こういうところが温泉道場…!

個人的にも同年代の「会社の“中の人たち”」の話を聞けたことで刺激がありました。どうしても意識していかないと視野が狭くなりがちなので、交流って大事。大人になればなるほど、自分をアップデートする機会って貴重になるのかもしれないです。

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 小休憩|イベントの裏側

今回宿泊させていただいたのは、TAKIVIVA内の「暖炉グリルコテージ グルマン」吹き抜けの天井や、木の温もりが居心地良いお部屋でした。グリルの火は薪を使用していて、じんわりと部屋全体を温めてくれました。エアコンと違い、焚き火の温度は、空間全体を柔らかくしてくれるので、なんだか心まで穏やかにしてくれるようでした。

1日目は、伊東さんがマスターに扮したBarの開店。「…あるよ」を合言葉に繰り広げられる、伊東さん、宮本さんのお話がとても楽しいものでした。学生時代の話や、価値観、最近考えていることまで仕事の話ではなく、フリートークできる時間って貴重です。

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2日目は、戸敷さん藤崎さんが合流してのお部屋ステイ。宮本さんが帰りがけに差し入れてくれたお肉とピザを食べるために、気合十分に火を起こして続け焼き上げました。結果、裏を少し黒くしてしまいましたが…焦げも味のうちです!

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 “メリハリをもって、最後まで楽しむ”

温泉道場に出会ってから、私の人生はお腹がよじれるくらい笑う機会が多いです。仕事をする時のオンオフの切り替えがはっきりしているというか、ちゃんと仕事するときは、集中しているのですが…合間の何気ない一コマにかなり笑顔にさせてもらっています。イベント終了後の片付け中に「机が玉すだれみたいだね」という言葉を発端に、戸敷さんのモノボケが始まったり…

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一人一人の個性が強くて、もちろん大変なこともあると思いますが、みんな違うから多様性を認め合えるし、面白いのだろうなと感じます。私たちの強みは人。

最後に|たくさんのお土産をもって帰ろう

お土産って2種類あると思います。食べ物や小物など、物体として存在するものと、思い出や新しい出会いなど心に残るもの。今回のイベントでのお土産は後者で、新しい出会いや気づきの連続でした。

もし今、就活や人生の選択で迷っている方がいたら「楽しく働いている大人が結構たくさんいるよ」ということを伝えたいです。

日本には多くの魅力あふれる仕事や、人がいること。何かに固執し過ぎず、でも信念は持って、たくさんの選択、チャレンジをして欲しいなと思います。

かくいう私も、自分の人生を楽しみ尽くそうと思います! 今回は、こんなに素敵な気づきを与えてくださったイベントに参加できたことに心から感謝いたします。関わってくださった企業の皆さま、ご準備いただいたシゴトヒトの皆さま、ありがとうございました! また機会がありましたらぜひ参加させていただきたいです!

今回得た経験を糧に、”地域を沸かし”続けていきます。

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小林 佳奈KANA KOBAYASHI

Department
管理部
Position
室長

埼玉生まれ、埼玉育ち。就職活動時期にbivouacへ訪れたことで、温泉道場に興味を持つ。昭和レトロな玉川温泉での勤務を経て、現在はHR&カルチャー室に所属。幼少よりピアノを習う。大学では、コミュニケーション文化学を専攻。イギリスの文化に興味をもち、イギリスの音楽について研究を行う。座右の銘は「好きこそものの上手なれ」将来は芸術文化に携わって生きていきたい。

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